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ベルリンの壁 エトガー・ヴォルフルム(著) - 洛北出版
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ベルリンの壁 (ベルリンノカベ) ドイツ分断の歴史 (ドイツブンダンノレキシ)

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発行:洛北出版
四六判
縦188mm 横128mm
並製
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-903127-17-0   COPY
ISBN 13
9784903127170   COPY
ISBN 10h
4-903127-17-6   COPY
ISBN 10
4903127176   COPY
出版者記号
903127   COPY
Cコード
C0022  
0:一般 0:単行本 22:外国歴史
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2012年12月
書店発売日
登録日
2015年3月5日
最終更新日
2020年3月25日
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紹介

壁が倒れたとき、あなたは何歳でした?

なぜ人びとは壁に慣れてしまったのか?
その壁がどうして、1989年に倒れたのか?
建設から倒壊までの、冷戦期の壁の歴史を、壁のことをよく知らない若い人にむけて、簡潔かつ明瞭に解き明かす。
写真を多数掲載。

 1989年、ベルリンの壁は倒壊しました。
 今の若い人たちには、記憶のない事件でしょう。
 その後に生まれたのですから。
 この本は、壁の構築から倒壊に至るまでの人びとの苦悩、抵抗、無関心の歴史について、壁のことをよく知らない人に向けて書かれています。今なお世界中にある「壁」にも目を向けてほしいからです。
 たとえば、イスラエルとパレスチナのあいだ、アメリカとメキシコのあいだ、インドとバングラデシュのあいだ、都市の富裕層と貧困層とのあいだに、「壁」が構築され続けていることに、あなたは気づくでしょう。

目次

序文 ┃
壁にむける視線

1章 ┃
衝 撃 ―― 壁建設、1961年8月13日

2章 ┃
前 史 ―― 壁建設への道

3章 ┃
安 堵 ―― 西側と壁建設

4章 ┃
壁による閉じ込め ――「沈静化要因」としての壁

5章 ┃
人狩り ―― 逃亡の成功と失敗

6章 ┃
うそ ――「反ファシズム防壁」

7章 ┃
立派な外観 ―― 壁緊張緩和の時代の壁

8章 ┃
終わりのはじめ ―― 東ブロックの不穏な情勢、新冷戦

9章 ┃
世界最長のカンバス ―― ポップ・アートの壁

10章 ┃
自陣営内の敵 ―― ドイツ社会主義統一党とミハイル・ゴルバチョフ

11章 ┃
世界を揺るがした出来事 ―― 1989年、壁の倒壊

12章 ┃
壁の消滅と記憶へ ―― 壁が後に残したもの

むすび ┃
現代世界における壁

註 / 訳者あとがき / 索 引(事項索引、人名索引)

版元から一言

本書の「20~31ページ」と「196~213ページ」とを、洛北出版のwebサイトで、ご覧いただけます。

著者プロフィール

エトガー・ヴォルフルム  (ヴォルフルム,E.(エトガー))  (

1960年生。現在、ハイデルベルグ大学の歴史学教授。 第二次世界大戦後のドイツ現代史が主たる専門領域で、 ドイツ歴史学界の第一線を占める研究者のひとりである。 『ドイツ連邦共和国 1949~1990年』(2005年)、 『ドイツ民主共和国』(2009年、いずれも未邦訳)など、 多くの著作がある。

飯田収治  (イイダ シュウジ)  (

1938年生。大阪市立大学名誉教授。京都大学大学院・文学研究科博士課程単位取得退学。専門はドイツ近代・現代史。著作として、共著『ドイツ現代政治史(改訂版)』(ミネルヴァ書房、1995年)、編著『西洋世界の歴史像を求めて』(関西学院大学出版会、2006年)など。翻訳として、H-U・ヴェーラー編『ドイツの歴史家』(第1巻、第4巻、共訳、未來社、1984年)など。

村上 亮  (ムラカミ リョウ)  (

1981年生。関西学院大学大学院・研究科研究員。関西学院大学大学院・文学研究科後期博士課程修了。専門は近代ハプスブルク帝国史。著作として、博士論文『世紀転換期ボスニア・ヘルツェゴヴィナにおける農業政策の展開――ハプスブルク帝国による周辺地域開発の意義』(関西学院大学、2012年3月、博士・歴史学)、「ハプスブルク統治下ボスニア・ヘルツェゴヴィナにおける森林政策――森林用益権をめぐる国家規制と慣習的権利の対立と妥協」(『スラヴ研究』57号、北海道大学スラブ研究センター、2010年)など。

木村明夫  (キムラ アキオ)  (

1942年生。関西学院大学大学院・大学院研究員。関西学院大学大学院・文学研究科後期博士課程単位取得退学。専門はドイツ現代史。著作として、「東ドイツの日常生活空間――ホーネッカー前期時代」(『人文論究』56巻1号、関西学院大学・文学部、2006年)、「東ドイツ〈壁がん社会〉の消費構造――自家用車願望にみる〈裏経済〉のメカニズム」(『西洋史学』229号、日本西洋史学会、2008年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。