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なし
茜雲の詩
―新谷祐弘・鈴子 作品集―
発行:アイオーエム
4-6
縦188mm
横128mm
厚さ30mm
重さ 600g
500ページ
上製
定価
3,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2014年12月
- 書店発売日
- 2014年12月20日
- 登録日
- 2014年12月5日
- 最終更新日
- 2014年12月5日
紹介
著者の一人、新谷祐弘は、川崎重工業を60歳前に早期退職し、もともと志のあった日本文学を学びたいと、カルチャーセンターなどで日本の古典を学習した。「万葉集」、「奥の細道」などを経て、「源氏物語」を数年かけて読み込み、独自の視点から作成した図・表は後続の学習者の参考になるであろう。
また、淀の生まれであったため、与謝蕪村が淀で詠んだ句への綿密な調査により、従来の著名な研究者を上回る考察となっている。たとえば、「花火せよ淀の御茶屋の夕月夜」での「淀」が淀君か、淀城かの考察など、生まれ故郷ならではの好例となっている。
「鴎外遺言考」は、新谷祐弘の文学学習の集大成と考えられる。資料をもとに、鴎外の生まれ育ちから、陸軍軍医総監にまで上り詰める出世の道筋と家庭問題、病気「かっけ」をめぐっての海軍軍医総監高木との相克、一方で、文学者としての華々しい作品発表の数々を丹念な筆致で描く。鴎外の人間像に迫る大作である。
目次
Ⅰエッセイ
多忙な現役時代から綴ってきた夫の遺稿、故人をしのぶ妻の心の言葉
●松風
●風船爆弾の青春に再開
●英明誕生の日のこと
●息に贈る歌
●わが友テレビ
●ある伝記と義父
●白い風 ― 千の風
●人生の放課後
●花を咲かせるためでなく
Ⅱ若き日を追想
●第16回メルボルンオリンピック 「日の丸」に胸が痛いほどの感動:新谷(旧姓・関)鈴子著
●ルイジアナの青い空:新谷(旧姓・関)鈴子著
●飛躍の時代におけるQC(Quority Contorol)
Ⅲ学習ノート
●「源氏物語」学習ノート
●蕪村淀詠考
●鴎外遺言考 ―黄昏の赫いきらめき―
上記内容は本書刊行時のものです。