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「憂国忌」の五十年
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年9月16日
- 書店発売日
- 2020年10月16日
- 登録日
- 2020年9月3日
- 最終更新日
- 2023年4月18日
紹介
――「三島不在」で満たされた日本――
私たちにとって、憂国忌とは何なのか?
運動を支えた者、次世代につなごうとする者
多くの証言が明かす、それぞれの50年
いま、三島さんの遺した作品を読むと、何と美しい日本語であろうかと思う。
私たちの役目は、三島さんの文学と行動の重みを語り部として後輩に語り継いで行くことであろう。
憂国忌はそのために存在すると、私は理解している。(作家 藤島泰輔)
目次
目次
檄 三島由紀夫
憂国忌趣意書 林 房雄
語り継ぐべきもの 藤島泰輔
プロローグ 私にとっての憂国忌五十年 玉川博己
第一章 あれから50年、三島由紀夫に熱い視線 宮崎正弘
第二章 三島由紀夫に斬られた男 寺尾克美
第三章 二人の自衛官 菊地勝夫と西村繁樹 菅谷誠一郎
第四章 切腹と介錯 首藤隆利
第五章 憂国忌の五十年――三島由紀夫事件前史、そして「以後」―― 宮崎正弘
第六章 憂国忌運動が生んだ国会議員・中西哲の証言 中西 哲(聞き手・菅谷誠一郎)
第七章 憂国忌の今後 菅谷誠一郎
「追悼の夕べ」発起人名簿
「憂国忌」発起人名簿(令和二年八月現在)
あとがき 比留間誠司
前書きなど
三島由紀夫の死とともに結成された三島由紀夫研究会が中心となって現在までの50年間、半世紀もの間、憂国忌の運動を続けてきたことは正に奇跡といっても過言ではない。
三島由紀夫は日本が目醒めるためには、自衛隊が自ら目覚めることが必要だと訴えた。この三島由紀夫の檄文の精神に多くの青年、国民が触れてきたのが憂国忌の意義であった。
憂国忌とは戦後の占領基本法たる日本国憲法を改正し、自衛隊を建軍の本義を持つ真の軍隊たらしめることを目指す場であり、
もちろんその原点には日本に歴史的連続性、民族的統一性、文化的全体性の象徴である天皇を守らんとする三島由紀夫の「文化防衛論」が存在するのである。
〈プロローグよ引用〉
上記内容は本書刊行時のものです。