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ト|ニ|楽天|中 書店
八木
直接取引:
あり(自社)
元旦四方拝の研究
4-6
344ページ
並製
価格
5,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年12月16日
- 書店発売日
- 2019年12月16日
- 登録日
- 2019年3月8日
- 最終更新日
- 2022年1月21日
受賞情報
神道宗教学会賞
目次
◎第一章元旦四方拝の祭儀構成に関する継続と変容
◎第二章『内裏儀式』と『日本書紀』
◎第三章皇極紀における神と災異
◎第四章暦日意識の発生と宮廷儀礼
◎第五章天武・持統朝の祭祀と神話化
前書きなど
暦首恒例の元旦四方拝はいかなる形式で成立し、時代の推移とともに変容して画期を迎えたのか。元旦四方拝を理解する試みは、神事の範疇に関わる問題であるとともに、近世以降は主に儀式書の成立年限に関して論争がもたれてきた。
(中略)
元旦四方拝の濫觴について、各段の所作にみられる史的要素を個別に検討しながら、『日本書紀』における皇極紀の意義を再考し、観象授時権の形成発展が見られる天武・持統朝の、天皇の祭祀における先帝意識と祭祀と忌日を検討することで、年中行事発生の根源的事象の一隅を照らすことを試みたいと思う。
上記内容は本書刊行時のものです。