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腹八分の農業論 伊藤 達男(著) - 農林統計出版
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腹八分の農業論 (ハラハチブノノウギョウロン) 農業を始めようとする君たちへ (ノウギョウヲハジメヨウトスルキミタチヘ)

社会一般
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四六判
縦189mm 横127mm 厚さ12mm
重さ 250g
236ページ
並製
価格 2,300円+税
ISBN
978-4-89732-481-4   COPY
ISBN 13
9784897324814   COPY
ISBN 10h
4-89732-481-5   COPY
ISBN 10
4897324815   COPY
出版者記号
89732   COPY
Cコード
C3061  
3:専門 0:単行本 61:農林業
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年6月20日
書店発売日
登録日
2023年4月18日
最終更新日
2023年6月19日
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紹介

◎新規就農者の著者が語る、具体的な農業のはなし!
2002年、茨城県里美村で新規就農した著者が、その経験から地域、有機農業、夫婦での作業、就農支援などについて、具体的に記述する。「足るを知る」農業を目指すことの意義と方法を実践記録の中から示した、貴重な体験談が満載の刮目の書。まずは農業に就くとはどういうことなのか、考えてみよう。

目次

第一章 新規就農は起業である
 第一節 農業を始める前に
  1 期待と不安の間
  2 無謀な賭けにしないために
  3 新規就農を阻むもの
 第二節 目標を持てば課題が明確になる
  1 プロジェクトとしての就農
  2 就農の5W1H
  3 目標と課題
  4 職業選択としての農業
 第三節 農村社会と農家
  1 農村と都市の特徴
  2 農村という地域は特殊か
  3 農家の兼業の理由
  4 就農と離農
  5 百姓という生き方

第二章 農業のやり方は星の数ほどある
 第一節 就農の理由と場所とタイミング
  1 なぜ就農を志すのか
  2 就農のタイミング
  3 どこで就農するのか
  4 農地と住居をどうするか
  5 営農条件が不利な地域
 第二節 農業という仕事は特別か
  1 農業という仕事
  2 農業と工業はどこが違うのか
  3 農業の六次産業化
 第三節 どんな農業を目指すのか
  1 農業のかたち
  2 農法の三類型
  3 有機農業という基本形
 第四節 売り方が作り方を規定する
  1 生産者と消費者
  2 どのように販売するのか
  3 生産者にとって野菜とは何か

第三章 農業を始める
 第一節 農村に移り住む 
  1 恵まれた日本の農業環境
  2 就農場所を選ぶ
  3 就農の目的と目標
  4 ここに住んでりゃ皆氏子だ
  5 就農場所の自然条件
 第二節 野菜セットという方法
  1 わが家の農業経営
  2 野菜セットを届ける
  3 野菜セットの価格と規格
 第三節 有機野菜を育てる
  1 生産の5W1H
  2 地力をどう維持するか
  3 雑草にどう向き合うか
  4 播かない種子は生えない
  5 野菜セットの作り方
 第四節 夫婦で農業をするということ
  1 夫婦の仕事の流儀
  2 記憶は財産である
  3 百姓の尻を叩くもの
  4 老いと農業

第四章 農業を選択する時代
 第一節 日本農業の変化と現状
  1 農業と農村の役割
  2 日本農業の移り変わり
  3 食料自給率はどうなっているのか
  4 有機農業の歩み
  5 みどりの食料システム戦略
  6 小農は生き残れるか
  7 検収は重要なステップ
 第二節 農業は農民だけの問題ではない
  1 農村と食卓の風景
  2 消費者の四類型
  3 食べるということ
  4 野菜工場は農業か
 第三節 農業をどうするか
  1 自然を軽視しない
  2 里山農業の存続
  3 人材の確保
  4 どんな支援が必要か

おわりに 

著者プロフィール

伊藤 達男  (イトウ タツオ)  (

1950年 北海道釧路市生まれ。東京農業大学卒業後、1975年、青年海外協力隊(JOCV)の稲作隊員としてラオスに赴任。帰国後、帰農志塾にて有機農業などに従事。1986年からエチオピア、1993年からベトナムで日本国際ボランティアセンター(JVC)の農村開発プロジェクトに参加。1991年、社会科学研究所(ISS・オランダ)の農業農村開発修士課程修了。2002年、茨城県里美村(現在、常陸太田市)で新規就農し有機農業を営む。

上記内容は本書刊行時のものです。