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水の音の記憶 : エコクリティシズムの試み
発行:水声社
縦20mm
267ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2010年7月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2010-09-05 |
読売新聞
評者: 今福龍太(文化人類学者) |
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紹介
文学表現は、はたして"環境"と共生しうるのか…?田口ランディ、石牟礼道子、森崎和江、T・T・ウィリアムスらの再読を通して検証される、"人‐自然"の新たな結びつき。瑞々しい感性が放つ、鮮烈な環境文学論の誕生。
目次
序論
第1章 水の音の記憶-田口ランディ『ひかりのあめふるしま屋久島』を読む
第2章 水俣、物語、希望-石牟礼道子『苦海浄土』を読む
第3章 風景のおとづれ-石牟礼道子『あやとりの記』と『天湖』を中心に
第4章 荒野のエコーシステム-テリー・テンペスト・ウィリアムス『鳥と砂漠と湖と』を読む
第5章 大自然というトポス-グレーテル・アーリック『やすらかな大地』を読む
第6章 アーバンネイチャー-カレン・テイ・ヤマシタ『オレンジ回帰線』を読むために
第7章 新しいいのち、新しい言葉-森崎和江の作品におけるエコロジカルアイデンティティ
上記内容は本書刊行時のものです。