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冬の日のブーゲンビリア
悲しみの地・島原への巡礼の旅
発行:22世紀アート
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ17mm
重さ 477g
269ページ
定価
2,000円+税
- 初版年月日
- 2025年3月
- 書店発売日
- 2025年3月24日
- 登録日
- 2025年3月14日
- 最終更新日
- 2025年3月14日
紹介
―今巡礼に旅立つ私も、有馬軍の兵士と全く同じ心境である。
十七世紀前半、徳川幕府は九州各地の大名に島原反乱軍討伐令を発した。
やがて反乱軍が立て籠もる原城には攻囲軍が派遣されたが、その中にはかつてやむを得ずキリスト教を棄て、引き裂かれる思いで島原を去った有馬軍の兵士たちがいた。
故郷である原城を攻めなければならない彼らは、どんな想いで九州山脈を越え、有明海を渡ったのだろうか…。
長年、総合化学メーカーに務めてきた著者は間もなく訪れる定年退職を前に、これからの人生をいかに生きるべきかという答えを探すために、そしてこれまでに自身が犯してきた罪を償う術を探すために巡礼の旅に出る。
亡き母の故郷である島原、そしてかつて有馬軍の兵士たちが悲痛な心情を胸に向かった原城をめざして。
目次
[目次]
序 章
第1章 延岡城
第2章 高千穂
第3章 草壁社倉 九州山系最奥部
第4章 高森峠から阿蘇南郷谷へ No Return Point
第5章 熊 本
第6章 島 原
第7章 「原 城」
終 章
*付 記
あとがき「暗い森蔭のワルシャワ」
著者略歴
上記内容は本書刊行時のものです。