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取引取次:
ト・日 書店
直接取引:なし
木下杢太郎と「鴎外の会」
発行:同時代社
A5判
148ページ
並製
価格
1,818円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2025年4月2日
- 登録日
- 2025年3月13日
- 最終更新日
- 2025年4月2日
紹介
一九三七年三月、治安維持法下、日中戦争開戦前夜――。反戦行動に立ち上がり弾圧されて傷ついた医学生たちのために、皮膚科教授である太田正雄(筆名・木下杢太郎)は、教育指導の名目で「鴎外の会」を発足。そこでは、鴎外をテーマにしながら、ヒューマニズムについて活発な議論がなされていた。貴重な会の生の記録を収録。
目次
杢太郎小伝
当時の社会状況と立ち上がった医学生たち
「鴎外の会」発足へ
① 弾圧を受けた学生たちのその後
② 「鴎外の会」の発足まで
会の進行 第一回から第九回まで(太田先生送別晩さん会を含む)
高橋實氏の裁判
東京帝大での時習会について、その思い出
皮膚科学者としての太田正雄
当時のハンセン病の実態
真の臨床家としての太田正雄
文学者たちの杢太郎評
与謝野晶子/森林太郎/夏目金之助/高田瑞穂/日夏耿之介
和辻哲郎/中野重治/加藤周一/江口渙/小堀杏奴/池内紀
壷井繁治/中村稔
疾風怒濤の時「パンの会」
日本における吉利支丹運動について
杢太郎と石川啄木 そして大逆事件
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。