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取引取次:
ト・日 書店
直接取引:なし
誰もこの涙に気づかない
発行:同時代社
四六判
160ページ
価格
1,091円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2022年10月6日
- 登録日
- 2022年9月2日
- 最終更新日
- 2022年10月5日
紹介
菱山南帆子氏(市民運動家)推薦!【写真】
〈DV加害者に男が圧倒的に多いのは女性差別が背景にあるからだ。
選んだあなたが悪いんじゃないの。女性を取り巻く構造が悪いの。
女がつながれば、女の選択肢は増え、未来は変わる。〉
第18回 民主文学新人賞受賞作収録
「現代社会に於ける夫婦間のDVを題材に、夫の暴力から逃れ、愛息との離別の悲哀にも耐えながら、人間として、女性として自立しようとする主人公の姿が、緊迫感溢れる筆で描出されている」(能島龍三氏〈作家〉「第18回 民主文学新人賞選評」)
民主文学新人賞受賞作「誰もこの涙に気づかない」と続編「忘れものは重かった」を収録した連作短編小説集。
版元から一言
菱山南帆子氏(市民運動家、許すな!憲法改悪 市民連絡会事務局長)
〈「幸せにしてやる」というお決まりのフレーズ。
女は男に幸せにしてもらうものだと、知らず知らずのうちに内面化してしまうほど日本では女性の人権が軽んじられている。
DV加害者に男が圧倒的に多いのは女性差別が背景にあるからだ。
男性特権を脅かされようものなら大きな声を出したり、机を叩いたり、暴力をふるったり、束縛する。これらはすべてDVだ。
選んだあなたが悪いんじゃないの。女性を取り巻く構造が悪いの。
多様な形の家族や生き方があってもいいじゃない。
女がつながれば、女の選択肢は増え、未来は変わる。〉
上記内容は本書刊行時のものです。