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人生が輝くSDGs
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年4月1日
- 書店発売日
- 2022年4月1日
- 登録日
- 2022年3月7日
- 最終更新日
- 2022年11月28日
紹介
教育福祉学とは「人間の生活と発達の包括的な保障および支援に関する学」として、「人の誕生から老齢までの期間をとおして、一人ひとりの生と成長の尊厳性を追究するために、社会福祉学、保育学、教育学、社会学、健康科学、人権論、ジェンダー研究などを融合して新たな知的探究による社会づくりを目指す学問」であると定義している。
―教育福祉学・各専門分野の研究は、持続可能社会の実現に向けてどのように貢献することができるか―
19人の執筆者が考察する。
目次
目次
序文 教育福祉学と持続可能性(サステイナビリティ)との関係
第Ⅰ部 SDGsと教育福祉
第1章 SDGsが目指す世界とその人権性
第2章 SDGsに貢献する〈ESD for 2030〉―「変容」と「ホリスティック・アプローチ」に焦点づけて―
第3章 SDGsを語る視座―鳥山敏子の教育実践を通して―
第Ⅱ部 SDGsからみた生涯の課題
第4章 子どもの「主体性」という謎
第5章 多様な子どもを包み込むインクルーシブ保育とは―障害の有無を超えて―
第6章 障害者アイデンティティとは
第7章 貧困をなくすために教育に何ができるか?―「貧困の連鎖」論の再考と「学校の力」―
第8章 社会的養護における教育福祉的アプローチとしての「ソーシャル・ペダゴジー」を考える
第9章 健康福祉の理念と実際
第10章 社会格差と健康格差
第11章 第8期市町村介護保険事業計画(2021 ~2023年度)に記された認知症高齢者施策に関する実証研究―大阪府下市町村と7つの先進自治体における「小さな変化」の意味を考える―
第12章 成人子と親との関係―老親との同居意識に着目して―
第13章 反抑圧的ソーシャルワーク実践(AOP)における交差性概念の活用をめぐって
第Ⅲ部 SDGsとさまざまな課題についての論考
第14章 当事者の心の側面:言葉・感情を置き去りにしないSDGsへ
第15章 メンタルヘルスにおけるオルタナティブ実践
第16章 ドイツにおける求職者基礎保障制度―公的扶助制度の一例として―
第17章 地域づくりと福祉をつなぐ取り組み
第18章 社会福祉法人の経営課題―SDGsへの対応―
第19章 ケアの倫理からの平等と尊厳の再考―持続可能性とジェンダー―
目次再考(編集後記)
執筆者一覧
前書きなど
2022年4月、大阪公立大学の開学と同時に「サステイナビリティ(sustainability)」を学際的に追究する「現代システム科学域」の一学類として教育福祉学類がスタートした。本書は、前身となる大阪府立大学地域保健学域の枠組みで培ってきた学問成果を踏まえつつ、加えて新たな地域・国際社会が抱える持続可能性(サステイナビリティ)の人類的課題に対して、どのように教育福祉学が学問的に貢献できるかを考察するものとして企画されたものである。(「序文」より)
上記内容は本書刊行時のものです。