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心理援助アプローチのエッセンス
発行:樹村房
A5判
縦220mm
291ページ
定価
2,800円+税
- 初版年月日
- 2013年3月15日
- 書店発売日
- 2013年3月15日
- 登録日
- 2016年9月8日
- 最終更新日
- 2016年9月8日
紹介
本書は,心理臨床の領域で活動するセラピスト,学校・医療現場・企業・福祉施設等で心理援助に関わる人々へ向けた心理治療の実践事例研究集である。それぞれの事例では,若手の執筆者が斬新な視点から鋭く切り込み,クライエントの苦悩や葛藤の息づかい,セラピストの戸惑いや逡巡などを臨場感豊かに生き生きと映し出している。オーソドックスな事例報告とは一線を画した意欲的な一書。
目次
Ⅰ部 子ども,家族とともに
1章 児童養護施設での子どもの心理援助と生活実践
2章 子どもを育む家族を読み解く
3章 子どもの心理臨床における親子並行面接
4章 子どもの心理援助
5章 身体表現
Ⅱ部 生徒,学生へのこころのサポート
1章 小学生へのスクールカウンセリング
2章 生徒の個別相談から見えてくる心理援助のキーポイント
3章 思春期男子と女性セラピスト
4章 大学生へのリエゾン・アプローチ
5章 学生相談と青年期の心理臨床
Ⅲ部 青年期のゆらぎと展望
1章 思春期の主体性の立ち上がりについて
2章 相談室から垣間見えてくる青年の悩みの様相
3章 同一性拡散を生き抜く
4章 ""感性""と""可能性""をつなぐ青年期臨床
5章 彷徨のイメージからみた青年期
Ⅳ部 現代社会とこころのケア
1章 〈しるし〉〈うつし〉〈かなし〉
2章 主体性の回復におけるセラピストの感性の重要性
3章 現代人のこころと心理臨床
4章 働く人のメンタルヘルス
5章 産業カウンセリングの今
上記内容は本書刊行時のものです。