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ふるさとの音楽史散歩
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2023年4月12日
- 登録日
- 2023年4月12日
- 最終更新日
- 2023年4月12日
受賞情報
キリシタンの時代から昭和まで、九州・福岡の音楽史を逍遥
紹介
キリシタンの時代から
昭和まで
九州・福岡の音楽史を
逍遥する
鎖国と長崎
軍楽と賛美歌
学校唱歌
映画とレコード
歌劇の芽
鑑賞組織誕生
目次
ふるさとの音楽史散歩 木村 茂
プロローグ 7
第 一 話 キリシタン時代 10
第 二 話 鎖国と長崎 19
第 三 話 軍楽と賛美歌 28
第 四 話 ワラジとフルート 36
第 五 話 学校唱歌 42
第 六 話 九大フィル 50
第 七 話 映画とレコード 57
第 八 話 西南グリーと成楽団 65
第 九 話 歌劇の芽 72
第 十 話 外来演奏家 80
第十一話 ラジオへの驚き喜び 87
第十二話 鑑賞組織誕生 93
第十三話 桟敷で聴くハイフェッツ 100
第十四話 苦しい時代にも 105
第十五話 音楽復興 110
終わりに 117
義父の文章にふれて 木村鈴代 121
資料編 ふるさとの町・音楽模様 編集・青沼謙一
一九五四年・福岡音楽風景 129
会員制音楽鑑賞団体の発足 134
年に一度はオペラを 139
緑のコンサート誕生 142
音楽練習場建設運動の成果・大成功 146
福岡市民オーケストラ創立五十周年 田中正治 151
ひとすじの道・緑のコンサート会員寄稿 154
和白青松園訪問演奏・二十年 折笠美紀子
大阪新幹線・二十八年 山本安祈子
コーラスと私・三十一年 牟田直美
『ふるさとの音楽史散歩』復刊版作成にあたって「あとがき」にかえて 163
前書きなど
私どもは、自分たちのふるさとを中心に私たちの音楽の歴史を見直してみたいと思う。
私がこの機会にあなたに語りたいのは、
そんな意味における私どものふるさとの音楽史のあれこれである。
この歴史の中で、西洋音楽にもっとも早く接し、親しんだのは九州であったこと。
明治の、日本における西洋音楽の黎明期に九州、九州人が指導的役割を果たしたこと。
その後、日本の音楽史上に忘れることのできない幾多の人が
私どものふるさとから輩出したこと…などなど知ってもらえよう。
それは、九州の音楽風土を考察するとともに今日の、ふるさとの音楽、
ひいては文化を支える力の泉の一つであろう。
また、明日の、わがふるさとの音楽文化を創造するエネルギーの源ともなろう。
(木村茂著プロローグより)
上記内容は本書刊行時のものです。