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蜜蝋の花
発行:石風社
A5判
134ページ
上製
定価
2,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年4月13日
- 書店発売日
- 2021年4月23日
- 登録日
- 2021年4月9日
- 最終更新日
- 2021年4月21日
紹介
影との対話から
存在そのものへ
イラン・イラク戦争の日常と空爆を体験した少女が、言葉で世界を取りもどす
目次
イラン想詩
夕暮れと赤い記憶
ある大使館員の死、ある銀杏の死
蜜蝋の花
並んだ時間
月夜
うつつ と リアル
とぅーとぅふぁーらんぎー
くわの実たべた
道
生 詩
全身の水
その先
人型
うまれた日
子宮からの脱出
流れの行き着くところ
あたまをあらう
かえってみたものの
かんかくのきょうかいせんじょう
風呂
自然体
血文字
温度計
魚の骨
しろいねこ
蟻の時間の手前
蝶々の飛んできた道
さくら
土筆
草の音をきく
こんぽすとのなか
花火の夜
風媒花
骸骨と黒穂
死 詩
みつろうのとも
しぬまで
この世からいなくなる
おなかのなかがくらくなる
おばあの通夜
鳥葬曲
殺生石
かんぺきなし
しというものは
うごかぬ証拠
じんせいは斎場
千一羽鶴
足元から
骨と肉体
夢をみとった
無空道
寂しいということ~失われたものへの歌~
さかみちととうげ
蔵の中
箱庭日記
仮説
空白
よのなか
心臓が動くたびに
循環無限
まんねんのおおだい
前書きなど
自分にとって、天と地をつなぐのが、言葉であり、生の喜びを映す日の光のようであった。道々出会う、全てを受け入れ、そのままで、あるがように。そこにあるもの。
(「あとがき」より)
上記内容は本書刊行時のものです。