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お金の戦略 久野康成(著) - TCG出版
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お金の戦略 (オカネノセンリャク) 創業26年 たった1人で始めた会計事務所が純キャッシュ31億円を貯めた仕組み

ビジネス
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発行:TCG出版
A5判
重さ 300g
248ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-88338-718-2   COPY
ISBN 13
9784883387182   COPY
ISBN 10h
4-88338-718-6   COPY
ISBN 10
4883387186   COPY
出版者記号
88338   COPY
Cコード
C0034  
0:一般 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2024年3月6日
最終更新日
2024年3月6日
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紹介

1998年、たった1人で始めた会計事務所が、わずか26年で純キャッシュ31億円もの大金を貯めることができた。起業から平均すると1年あたり1億円超の貯金。それを可能にしたのは、著者が公認会計士として培ってきた「お金の戦略」によるものだった!「理論編」「実践編」と二部構成からなる本書では、お金を貯めるのみならず、「強い会社」づくりに欠かせない仕組みも解き明かす。経営者なら知っておきたい「お金の戦略」。

目次

プロローグ 「大きな会社」ではなく、「強い会社」を作る
第一部 お金の戦略 理論編
第一章 賃借対照表(BS)が強い会社を作る
01.「強い会社」、「大きい会社」、「儲かる会社」どれを目指すべきか?
02.お金の流れでビジネスを理解する
03.「強い会社」か「弱い会社」かは、BSに表れる
04.「強い会社」のBSはどうなっているのか?-業界分析-
05.自社は「強い会社」なのか?
 [コラム]良い節税と悪い節税
06.お金を貯めることのメリット・デメリット
07.どうやってお金を増やしていくか?
08.創業時からどれだけお金を貯めてきたか?
09.目指すべき「強い会社」
 [コラム]節税するから会社が成長しない-節税トラップ-
第二章 投資と回収でキャッシュフローを考える
01.ビジネスは投資から始まる!
02.ビジネスとお金 ~投資と回収~
03.利益とキャッシュは違う!
04.キャッシュフロー計算書はBSから作られる
05.有名企業のキャッシュフロー計算書を見てみよう
06.キャッシュフローを改善してお金を生み出す方法
第三章 PLの企画:P(価格戦略)×Q(販売戦略)
01.利益が「強い会社」をつくる源泉
02.「大きい会社」を目指すと「儲かる会社」にならない!
 [コラム]社歴の長い企業は、知らない間に衰退産業になっている
03.売上=単価×数量 -単価が利益率を決める!-
04.「儲かる会社」を作るためにはPL分析から始めよ!
05.会社の命運を分ける「損益分岐点」とは?
06.どこから着手すれば効率的に利益が増えるのか?
07.有名企業のPLを分析してみよう
08.「強い会社」をつくるBS・CF・PL 3つの重要な要素
第二部 お金の戦略 実践編
第四章 経営問題の全ては、数字に表れる
01.数字は結果に過ぎない -与えたものが得たもの-
 [コラム]君の信条は何か?
02.価値循環モデル
 [コラム]哲学を持つ意味
 [コラム]「楽」をしたいのか、「楽しく」生きたいのか?
03.有能な個人集団は、必ずしも有能な組織ではない
04.アダム・スミスのピン工場
05.有能な組織とは何か?
06.分業は「やりたいこと」ができない -人間の機械化-
07.組織には「共通の目的」となる経営理念が必要
 [コラム]球拾い
 [コラム]会社を大きくしたくない経営者
08.社員の「働く理由」と経営理念 -3人の石切職人-
09.社員のためには「ビジョン」が必要
10.生産性の増大が競争を生み「差別化戦略」が必要となった
11.多能工の真の仕事は、組織のプロセスを見直すこと
12.経営者の真の仕事は何か? -「強い会社」にするための4つの役割-
第五章 強い会社は、中期事業計画から作る
01.事業計画作成の第一歩は「課題化」から始める
02.課題化に成功する会社・失敗する会社
 [コラム]現実を理想に近づける会社、理想が現実に引っ張られる会社
03.予算は「成長期」に作られ、中期事業計画は「成熟期」以降に作られる
04.達成される事業計画の3つの要件
05.予算策定のトラップ
06.理想を描くことはリーダーシップの問題
07.会社は今、どの状態にあるのか? -事業ライフサイクル-
08.4つの時代と2つのイノベーション -起業家クワドラント-
 [コラム]大野耐一氏に学ぶ標準化の本質
09.二兎を追う経営 -両利き経営の重要性-
 [コラム]両利きの経営 -私のケース-
10.キャッシュフローとプロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)
11.イノベーションはミドルマネジメントがカギを握る!
 [コラム]地域密着型をベンチャー型と組み合わせて差別化した
12.戦略の3つのコンセプト
13.失敗が許される文化とは?
 [コラム]事業計画書は部下が作って発表会をする
14.事業計画の作り方
15.久野式8マス利益計画書 -2か年予算-
16.計画を実行に移すための成果の方程式 -戦略は仮説に過ぎない-
第六章 経営は「実践」が全て
01.戦略は、仮説に過ぎない -実行されない戦略は絵に描いた餅-
02.成功の大半は、組織ではなく戦略の問題
03.組織とは、戦略を実行するための仕組み
04.頭では分かっているのに実行できない
05.社員の自主性・主体性を重視し、仕組化が先送りされる -社長のトラップ-
 [コラム]雨が降っても自分のせい
 [コラム]私の会社は、標準化できるような業務ではない
06.PDCAは、「A」でストップする -社員のトラップ-
07.標準化のトラップ
08.個人ではなく、チームで解決する
 [コラム]改革はクロスファンクショナルチームで行う
09.財務と行動をリンクさせるROA経営
10.ボトルネックを抽出する
11.ボトムアップ経営は、仕組化されたマネジメント
12.2つのイノベーション -金をかけるな、社運をかけろ-
13.2つの会議による実践の仕組化 -戦略会議-
14.2つの会議による実践の仕組化 -進捗会議-
第七章 教育システムとしての久野式評価制度
 [コラム]ドラッカーが目指したMBO
01.教育システムとしての評価制度
02.財務と評価制度を結びつける
03.財務と評価をリンクさせる総額賃金管理
04.評価を通じた教育システム
05.3つのフィードバック -昇進・昇給・賞与-
06.経営理念の実践を仕組化する
07.久野式評価制度と利益を出すためのPDCAサイクル
08.社員自身が昇給の正当性を証明する
09.「人」を育てるのではなく「人が育つ仕組み」を育てよ
 [コラム]「何をしたか」ではなく「何をしていないか」
10.すべてを統合するインテグラル理論
 [コラム]成功さえも”試練”である
エピローグ お金を貯めることは、正当化されるのか?

著者プロフィール

久野康成  (クノヤスナリ)  (

久野康成公認会計士事務所所長
株式会社東京コンサルティングファーム 代表取締役会長
東京税理士法人統括代表社員
公認会計士 税理士
1965年生まれ。愛知県出身。1989年滋賀大学経済学部卒業。1990年青山監査法人プライスウオーターハウス(現・PwC Japan有限責任監査法人)入所。
クライアントの真のニーズは「成長をサポートすること」であるという思いから監査法人での事業の限界を感じ、1998 年久野康成公認会計士事務所を設立。営業コンサルティング、IPOコンサルティングを主に行う。
現在、東京、横浜、名古屋、大阪、インド、中国、香港、タイ、インドネシア、ベトナム、メキシコほか世界26カ国にて経営コンサルティング、人事評価制度設計及び運用サポート、海外子会社設立支援、内部監査支援、連結決算早期化支援、M&Aコンサルティング、研修コンサルティング等業務を展開。
著書に『できる若者は3年で辞める!』『国際ビジネス・海外赴任で成功するための賢者からの三つの教え』『海外直接投資の実務シリーズ』『中小企業のための戦略策定ノート』ほか多数。

上記内容は本書刊行時のものです。