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お金の戦略
創業26年 たった1人で始めた会計事務所が純キャッシュ31億円を貯めた仕組み
- 書店発売日
- 2024年4月24日
- 登録日
- 2024年3月6日
- 最終更新日
- 2024年3月6日
紹介
1998年、たった1人で始めた会計事務所が、わずか26年で純キャッシュ31億円もの大金を貯めることができた。起業から平均すると1年あたり1億円超の貯金。それを可能にしたのは、著者が公認会計士として培ってきた「お金の戦略」によるものだった!「理論編」「実践編」と二部構成からなる本書では、お金を貯めるのみならず、「強い会社」づくりに欠かせない仕組みも解き明かす。経営者なら知っておきたい「お金の戦略」。
目次
プロローグ 「大きな会社」ではなく、「強い会社」を作る
第一部 お金の戦略 理論編
第一章 賃借対照表(BS)が強い会社を作る
01.「強い会社」、「大きい会社」、「儲かる会社」どれを目指すべきか?
02.お金の流れでビジネスを理解する
03.「強い会社」か「弱い会社」かは、BSに表れる
04.「強い会社」のBSはどうなっているのか?-業界分析-
05.自社は「強い会社」なのか?
[コラム]良い節税と悪い節税
06.お金を貯めることのメリット・デメリット
07.どうやってお金を増やしていくか?
08.創業時からどれだけお金を貯めてきたか?
09.目指すべき「強い会社」
[コラム]節税するから会社が成長しない-節税トラップ-
第二章 投資と回収でキャッシュフローを考える
01.ビジネスは投資から始まる!
02.ビジネスとお金 ~投資と回収~
03.利益とキャッシュは違う!
04.キャッシュフロー計算書はBSから作られる
05.有名企業のキャッシュフロー計算書を見てみよう
06.キャッシュフローを改善してお金を生み出す方法
第三章 PLの企画:P(価格戦略)×Q(販売戦略)
01.利益が「強い会社」をつくる源泉
02.「大きい会社」を目指すと「儲かる会社」にならない!
[コラム]社歴の長い企業は、知らない間に衰退産業になっている
03.売上=単価×数量 -単価が利益率を決める!-
04.「儲かる会社」を作るためにはPL分析から始めよ!
05.会社の命運を分ける「損益分岐点」とは?
06.どこから着手すれば効率的に利益が増えるのか?
07.有名企業のPLを分析してみよう
08.「強い会社」をつくるBS・CF・PL 3つの重要な要素
第二部 お金の戦略 実践編
第四章 経営問題の全ては、数字に表れる
01.数字は結果に過ぎない -与えたものが得たもの-
[コラム]君の信条は何か?
02.価値循環モデル
[コラム]哲学を持つ意味
[コラム]「楽」をしたいのか、「楽しく」生きたいのか?
03.有能な個人集団は、必ずしも有能な組織ではない
04.アダム・スミスのピン工場
05.有能な組織とは何か?
06.分業は「やりたいこと」ができない -人間の機械化-
07.組織には「共通の目的」となる経営理念が必要
[コラム]球拾い
[コラム]会社を大きくしたくない経営者
08.社員の「働く理由」と経営理念 -3人の石切職人-
09.社員のためには「ビジョン」が必要
10.生産性の増大が競争を生み「差別化戦略」が必要となった
11.多能工の真の仕事は、組織のプロセスを見直すこと
12.経営者の真の仕事は何か? -「強い会社」にするための4つの役割-
第五章 強い会社は、中期事業計画から作る
01.事業計画作成の第一歩は「課題化」から始める
02.課題化に成功する会社・失敗する会社
[コラム]現実を理想に近づける会社、理想が現実に引っ張られる会社
03.予算は「成長期」に作られ、中期事業計画は「成熟期」以降に作られる
04.達成される事業計画の3つの要件
05.予算策定のトラップ
06.理想を描くことはリーダーシップの問題
07.会社は今、どの状態にあるのか? -事業ライフサイクル-
08.4つの時代と2つのイノベーション -起業家クワドラント-
[コラム]大野耐一氏に学ぶ標準化の本質
09.二兎を追う経営 -両利き経営の重要性-
[コラム]両利きの経営 -私のケース-
10.キャッシュフローとプロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)
11.イノベーションはミドルマネジメントがカギを握る!
[コラム]地域密着型をベンチャー型と組み合わせて差別化した
12.戦略の3つのコンセプト
13.失敗が許される文化とは?
[コラム]事業計画書は部下が作って発表会をする
14.事業計画の作り方
15.久野式8マス利益計画書 -2か年予算-
16.計画を実行に移すための成果の方程式 -戦略は仮説に過ぎない-
第六章 経営は「実践」が全て
01.戦略は、仮説に過ぎない -実行されない戦略は絵に描いた餅-
02.成功の大半は、組織ではなく戦略の問題
03.組織とは、戦略を実行するための仕組み
04.頭では分かっているのに実行できない
05.社員の自主性・主体性を重視し、仕組化が先送りされる -社長のトラップ-
[コラム]雨が降っても自分のせい
[コラム]私の会社は、標準化できるような業務ではない
06.PDCAは、「A」でストップする -社員のトラップ-
07.標準化のトラップ
08.個人ではなく、チームで解決する
[コラム]改革はクロスファンクショナルチームで行う
09.財務と行動をリンクさせるROA経営
10.ボトルネックを抽出する
11.ボトムアップ経営は、仕組化されたマネジメント
12.2つのイノベーション -金をかけるな、社運をかけろ-
13.2つの会議による実践の仕組化 -戦略会議-
14.2つの会議による実践の仕組化 -進捗会議-
第七章 教育システムとしての久野式評価制度
[コラム]ドラッカーが目指したMBO
01.教育システムとしての評価制度
02.財務と評価制度を結びつける
03.財務と評価をリンクさせる総額賃金管理
04.評価を通じた教育システム
05.3つのフィードバック -昇進・昇給・賞与-
06.経営理念の実践を仕組化する
07.久野式評価制度と利益を出すためのPDCAサイクル
08.社員自身が昇給の正当性を証明する
09.「人」を育てるのではなく「人が育つ仕組み」を育てよ
[コラム]「何をしたか」ではなく「何をしていないか」
10.すべてを統合するインテグラル理論
[コラム]成功さえも”試練”である
エピローグ お金を貯めることは、正当化されるのか?
上記内容は本書刊行時のものです。