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不確実性の時代を元気に生きる
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年9月3日
- 書店発売日
- 2021年9月7日
- 登録日
- 2021年7月6日
- 最終更新日
- 2021年9月10日
紹介
気候変動と地球環境問題、コロナウイルスの蔓延、グローバル化の中で台頭する自国第一主義、貧富の格差、企業の先行きへの不安、AIやロボットに職場を追われるかもしれない未来、多くの人が先行き不透明で、現状に不安を抱えている。
芝浦工大の前学長である著者が、広い視野からこうした問題に鋭く切り込んでいく。
著者によれば、いつの時代も未来は予測不能である。そして重要なのは教育であり、自ら磨くことこそが「希望」であると説く。
「事実」と「意見」を峻別するクリティカルシンキングの手法を身につけることが大切で、コロナ禍にあって、「マイナスをプラス」に変えた人たちの声、逆境の中、人びとを勇気づけたできごとを紹介する。
AIに負けない人間の多様性、「格差」を止めるのは教育、眠っている才能を呼び起こす方法、地球環境・エネルギー問題から日本企業の底力、「持続可能な開発目標」(SDGs)にも分析のメスを入れていく。
目次
第1章 不確実性の時代
第2章 クリティカルシンキング
第3章 教育立国日本
第4章 ランダム・ウォークーー何もしなければ貧富の差は拡大する
第5章 AIは人を超えるか
第6章 デジタル・トランスフォーメーション
第7章 ものづくりの心
第8章 星をみつける
第9章 人を元気にする力
第10章 才能とはなにか
第11章 持続可能な開発目標(SDGs)
第12章 グローバル
第13章 創造性は育むもの
終 章 教育の大切さ
前書きなど
不確実で不安定な時代にあって、多くの若者は不安と悩みを抱えている。芝浦工大の学長として、学生を勇気づけるメッセージを贈れないかと思い立ったのが執筆の動機です。いますべきことは何か。それは、「自らを磨くこと」と、「事実」と「意見」を峻別するクリティカルシンキングの手法を身につけること。そのうえで、「前向きに物事を捉える」ことも重要です。コロナ禍にあって、「マイナスをプラス」に変える人たちの声や、逆境にあって、人びとを勇気づけたできごとを紹介します。AIは「人を超える存在」なのか、それとも「人のパートナー」なのか。日本の教育の素晴らしさ、日本の企業の良さにも目を向けてみましょう。
版元から一言
コロナウイルスが蔓延する中、多くの人が先行きに不安を覚え、悩みを抱えています。そんな中にあっても、「マイナスをプラス」に変えて力強い声を上げる若者たちがいるのです。いま世界を見渡せば、コロナに限らず、地球温暖化や環境問題、グローバル化の中で台頭する自国第一主義や、貧富の格差、AIやロボットに職場を追われるかもしれない未来など、暗い面しか見えてこないかもしれません。そんななか著者は、「自分をまず磨くこと」と、「事実」と「意見」を峻別するクリティカルシンキングの手法こそ身につけるべき、と説きます。その上で、「前向きに物事を捉える」が重要と説きます。AIと人間の能力比較、地球環境問題やエネルギー問題、日本の企業の底力などにも新鮮な見方を提示します。
上記内容は本書刊行時のものです。