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司法が初めて認定した民間人戦争PTSD 瑞慶山 茂(編) - 高文研
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司法が初めて認定した民間人戦争PTSD (シホウガハジメテニンテイシタミンカンジンセンソウピーティーエスディ) 戦争はいかに精神を破壊するか (センソウハイカニセイシンヲハカイスルカ)

歴史・地理
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発行:高文研
A5判
縦210mm 横150mm 厚さ23mm
重さ 600g
480ページ
定価 4,500 円+税   4,950 円(税込)
ISBN
978-4-87498-979-1   COPY
ISBN 13
9784874989791   COPY
ISBN 10h
4-87498-979-9   COPY
ISBN 10
4874989799   COPY
出版者記号
87498   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年6月10日
書店発売日
登録日
2026年4月2日
最終更新日
2026年4月20日
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紹介

準備中

目次

戦争はいかに精神を破壊するか
司法が初めて認定した民間人戦争PTSD

序 私の戦争体験

第1章 ある沖縄戦孤児の耐え難き人生被害
 第1 「私をたすけて下さい」 米国ジョージア州に住む沖縄戦の戦争孤児からの手紙
 第2 新垣勝江ガーナーさんの来歴と戦争被害
 第3 米軍基地で働き米軍パラシュート部隊員と結婚
 第4 沖縄戦国家賠償訴訟に参加
 第5 回復されぬ人生被害-時空を超えた戦争PTSDの交錯と連鎖

第2章 戦争の本質
 第1 戦争とは何か
 第2 精神(Mind)は人間の生存生活活動の基本
 第3 戦争は精神をも破壊する 
 第4 精神は法的にどのように保護されているか

第3章 戦争PTSD
 第1 PTSD(心的外傷後ストレス障害=Post Traumatic Stress Disorder)
 第2 トラウマとPTSDの歴史(概要)
 第3 戦争PTSDとは
 第4 加害兵士個人の法的責任と国家の法的責任との関係

第4章 沖縄戦はどういう戦争だったのか
 第1 第二次世界大戦とアジア太平洋戦争
 第2 沖縄戦の戦闘経過の概要
 第3 沖縄戦の特徴-小さな島に鉄の暴風、ありったけの地獄をまとめた戦闘
 第4 沖縄戦と本土の原爆・空襲との違い-沖縄地上戦は数多くの民間人戦争PTSDを発生させた
 第5 沖縄戦被害の特徴
 第6 沖縄戦被害の種類

第5章 南洋戦・フィリピン戦はどういう戦争だったのか
 第1 南洋諸島 海の生命線、絶対国防圏設定-本土防衛の防波堤
 第2 フィリピン 日本軍は開戦と同時に軍事占領-神風特攻作戦発祥の地
 第3 アメリカ軍の日本攻略の進撃コース 
 第4 民間人居住地での地上戦と民間人「玉砕」の島々
 第5 南洋戦・フィリピン戦の民間人被害の実態と特徴

第6章 沖縄戦被害、南洋戦・フィリピン戦被害 謝罪及び国家賠償訴訟
 第1 国家賠償訴訟提起のいきさつ
 第2 沖縄戦被害・謝罪及び国家賠償訴訟-初めて問う日本軍の国家賠償責任
 第3 至言-命どぅ宝
 第4 戦争PTSDの主張と立証
 第5 南洋戦・フィリピン戦被害・謝罪及び国家賠償訴訟-日本軍に強いられた住民「玉砕」の国家責任
 第6 二つの訴訟判決が認定した民間人戦争PTSD(心的外傷後ストレス障害の各症状)など外傷性精神障害の種類
 第7 各国賠訴訟等の訴訟記録は「永久保存」確定(最高裁判所)

第7章 沖縄戦被害国家賠償訴訟 判決
 第1 那覇地方裁判所判決
 第2 福岡高等裁判所那覇支部判決
 第3 最高裁判所決定[棄却]

第8章 南洋戦・フィリピン戦被害国家賠償訴訟 判決
 第1 那覇地方裁判所判決
 第2 福岡高等裁判所那覇支部判決
 第3 最高裁判所決定[棄却]

第9章 戦争・戦場体験による心的外傷ストレス症候群(PTSD)
 第1 沖縄戦のトラウマ(心の傷)と精神障害
 第2 晩発性PTSDについて
 ■コラム 沖縄戦による晩年発症型のPTSD(late onset PTSD)

第10章 戦争PTSDの診断と鑑定【1】 沖縄戦被害国賠訴訟
 第1 沖縄戦の戦時・戦場体験による外傷性精神障害(精神的後遺障害)
 第2 診断者・鑑定人の略歴・専門分野及び診療活動
 第3 原告44名の診断書・鑑定書

第11章 戦争PTSDの診断と鑑定【2】南洋戦・フィリピン戦被害国賠訴訟
 第1 私が原告の診断と鑑定をした理由
 第2 原告28名の診断書・鑑定書

第12章 民間人戦争PTSD被害者の救済立法運動

著者プロフィール

瑞慶山 茂  (ズケヤマシゲル)  (

弁護士。元沖縄戦被害・国家賠償訴訟弁護団長、元南洋戦・フィリピン戦被害・国家賠償訴訟弁護団長、元東京大空襲訴訟常任弁護団員。
1943年6月南洋諸島パラオ・コロール島で生まれる。1歳の時に米軍の空襲を避ける避難船が沈没、奇跡的生還。3歳の姉は水死。1946年沖縄県に引き揚げる。
1966年琉球大学法文学部卒業。1971年弁護士登録。1994年千葉県弁護士会会長、日本弁護士連合会理事などを歴任。現在、民間戦争被害の補償を実現する沖縄県民の会顧問弁護団長、全国空襲被害者連絡協議会運営委員会副委員長、瑞慶山総合法律事務所代表など。
編著書に『法廷で裁かれる日本の戦争責任』(2014年)『法廷で裁かれる沖縄戦〔訴状編〕』(2016年)『同〔被害編〕』(2016年)『法廷で裁かれる南洋戦・フィリピン戦〔訴状編〕』(2018年)『同〔被害編〕』(2018年 以上高文研)『災害・事故トラブル解決大百科』(共著、1982年 講談社)『沖縄返還協定の研究』(1982年 汐文社)など。

蟻塚 亮二  (アリヅカリョウジ)  (

精神科医。1947年福井県の開拓村に生まれ、育った。1972年弘前大学医学部卒業。
卒業後、青森県内で精神科医として勤務。1985年から1997年まで弘前市の藤代健生病院院長を務めた後、2004年から沖縄県那覇市の沖縄協同病院などに勤務し、沖縄戦から60余年の後に高齢の沖縄戦体験者に発症した戦争PTSDを発見した。
2013年から福島県相馬市の「メンタルクリニックなごみ」院長を務め、東日本大震災・原発事故後の心のケアに従事している。
著書に『うつ病を体験した精神科医の処方せん』(2005年 大月書店)『沖縄戦と心の傷』(電子版、2014年 大月書店)『戦争と文化的トラウマ』(分担執筆、2023年 日本評論社)『悲しむことは生きること』(2023年 風媒社)『戦争トラウマを生きる』(共著、2025年 泉町書房)など。

上記内容は本書刊行時のものです。