...
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
北東アジアのなかのアイヌ世界
発行:岩田書院
縦220mm
555ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2008年11月
- 登録日
- 2016年10月18日
- 最終更新日
- 2016年10月18日
紹介
法政大学プロジェクトの成果。上巻に続き、近世編として4部21編で構成。
目次
北東アジアのなかのアイヌ世界-課題と梗概
第1部 北東アジアのなかのアイヌ社会(蝦夷錦と北のシルクロード
東アジアの歴史世界におけるアイヌの役割
樺太アイヌの木製品における刻印・人面の信仰的意義-事例と考察)
第2部 北海道アイヌの文化と秩序(考古学から見たチャシの年代観
タマサイ・ガラス玉に関する型式学的検討
「ツクナイ」と「起請文」
「ウイマム」と「御目見」にみるふたつの認識論
場所請負制下のアイヌ社会-場所における生産と労働
日本近世の蝦夷地シコツ・イシカリ・サルの地域的特質
法政大学本『蝦夷島奇観』の一について
松浦武四郎の地誌・地図作製とアイヌ民族-『天塩日誌』を素材として)
第3部 本州アイヌと幕藩制(本州アイヌの考古学的痕跡
近世前期における弘前藩のアイヌ支配と藩意識-「御目見得」「差上」‐「被下」事例の分析から
幕府巡見使と本州アイヌ-享保二年巡見使にみる「〓(ぎん)」の「差異」化と応接体制
青森県内所在の蝦夷錦について)
第4俵董蝦夷地の和人と幕藩制(『新羅之記録』の形成過程に関する一考察
松前藩主の象徴的基盤と神話・芸能-松前神楽の儀礼構造にみる
「蝦夷地之制札」設置方針に関する若干の考察
天保改革と松前における旅芝居興行-越後の「中村清治」一座を素材として
秋田土崎湊と松前蝦夷地との商品流通の実態-近世後期の事例を素材として
蝦夷地・和人地・内地をめぐる流通システムとその再編-幕末期江差を中心として)
上記内容は本書刊行時のものです。