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在庫あり
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取引取次:
ト・日 書店
直接取引:あり
視覚文化は何を伝えるか
近代日本と東アジアにおける表象資料
四六判
300ページ
並製
定価
2,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2025年3月
- 書店発売日
- 2025年3月28日
- 登録日
- 2025年1月21日
- 最終更新日
- 2025年3月25日
紹介
視覚文化を通して過去をどのように語ることができるのか。通貨、写真、漫画、絵葉書、紙芝居、絵画、地図、彫刻などの表象資料を手がかりとして、近代の日本・東アジアの歴史を問いなおす。
目次
序論 歴史資料としての視覚文化〔マグダレナ・コウオジェイ〕
第1部 表象
第1章 日本の植民地通貨イメージ試論―近代朝鮮貨幣の図像分析を中心に〔増野恵子〕
第2章 1910年日英博覧会における帝国の朝鮮表象―統監府日英博覧会写真帖から〔盧ユニア〕
第3章 近代漫画と「新しい女」―イメージのズレと歪みを探る〔足立元〕
第2部 メディア
第4章 美術展覧会絵葉書から見た近代女性画家―表象資料の読み方を探る〔マグダレナ・コウオジェイ〕
第5章 戦争が宿命になるとき―戦時下の教育紙芝居作品から〔鈴木一史〕
第6章 「御府」の絵画―アジア太平洋戦争「作戦記録画」の一側面〔河田明久〕
第3部 資料の転生
第7章 歴史資料としての満洲地図―近代長春の都市空間の形成と発展〔ヤン・ユー〕
第8章 歴史資料としての「彫刻」―日本統治期台湾における銅像建設とその遺産〔鈴木恵可〕
第9章 写真が形成する個人と地域の記憶―五十嵐写真館の写真と活動〔白政晶子〕
第10章 『作兵衛さんと日本を掘る』ドキュメンタリー映画が出来るまで―ある炭坑夫が描いた炭坑画を探る〔熊谷博子〕
上記内容は本書刊行時のものです。