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国民の栄養白書2021年度版 中村 丁次(監修) - 日本医療企画
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国民の栄養白書2021年度版 (コクミンノエイヨウハクショニセンニジュウイチネンドバン) 日本の食と栄養が創る新時代の健康

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B5判
定価 4,000円+税
ISBN
978-4-86729-081-1   COPY
ISBN 13
9784867290811   COPY
ISBN 10h
4-86729-081-5   COPY
ISBN 10
4867290815   COPY
出版者記号
86729   COPY
Cコード
C3047  
3:専門 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2023年3月23日
最終更新日
2023年3月29日
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紹介

新型コロナウイルス感染症では低栄養が感染リスクおよび重症化リスクを高めることが相次いで報告され、感染症対策には食事や栄養がとても重要であるという、基本的かつ重要なことを再認識することになりました。「私たちの体は、口から入る飲食物だけでできあがっている」という事実を認識し、日本人がどういった食環境に置かれているのかを見つめ直す必要があるのではないでしょうか。
また、2021年12月に開催された「東京栄養サミット」では世界中で取り組みが進められているSDGs(Sustainable Development Goals〈持続可能な開発目標〉)に関しての報告も行われ、これからは感染症等に負けない健康づくりと持続可能な社会の両立を目指した食と栄養を考えていく必要があります。
今年の白書では、日本の食および食環境についての見直しやこれからどうするべきかという考察、また、これからの日本人の健康をつくっていくさまざまな取り組みやSDGsに向けた活動について紹介します。

目次

巻頭特別インタビュー
日本における栄養活動の取り組みと成果 ―ジャパン・ニュートリションの現在と未来―
中村丁次(公益社団法人日本栄養士会 代表理事会長/公立大学法人神奈川県立保健福祉大学 学長)


第1部 日本人と食のチカラ
第1章 日本人の食の変遷から
   平川あずさ(十文字学園女子大学アジアの栄養・食文化研究所 客員研究員)

第2章 日本人の身体に合った食事
   ~腸内環境から考える日本人の理想の食~
   小坂聡太郎(大分大学医学部感染予防医学講座/消化器内科学講座)
   小林隆志(大分大学医学部感染予防医学講座 教授)

第3章 感染症と食養生
   弘田量二(松本大学大学院健康科学研究科 教授)

第4章 緊急時・災害時における食事と栄養補給
   中村詩織(一般社団法人日本食育HED カレッジ 代表理事)


第2部 日本人を取り巻く食環境
第1章 食事環境における良好な換気とは
   ─エアロゾル感染の予防と、安全・安心な会食の実現に向けて─
   武藤 剛(北里大学医学部衛生学/千葉大学予防医学センター・Design Research Institution)

第2章 「安全な食」を提供するための取り組み
   堀口逸子(東京理科大学薬学部医療薬学教育研究支援センター 教授)

第3章 CO2 削減のための取り組み 
   ─花屋が挑む花と生ごみのたい肥化計画─
   有限会社花政
    藤澤 努(有限会社花政 代表取締役)
    井上美緒(有限会社花政/お花まいる 代表)


第3部 健康を導く食の取り組み
第1章 外食・中食・事業所給食で健康な食事を届けるスマートミール
   武見ゆかり(女子栄養大学栄養学部 教授/特定非営利活動法人日本栄養改善学会 理事)

第2章 地域で行う食の取り組み ①食で浜松を元気に! 
   ─はままつパワーフードフレイル予防プロジェクトの取り組みについて─
   池田孝行(社会福祉法人聖隷福祉事業団保健事業部総合企画室 室長/聖隷予防検診センター 事務長)

第3章 地域で行う食の取り組み ②足立区における子どもたちへの食育と互助活動 
   ─「日本一おいしい給食」と子ども食堂などを中心として─
   清水麻帆(文教大学国際学部 准教授)

第4章 企業が取り組む「健康を導く食」 
   大豆ミート(ソイパティ)を使った製品の導入
   モスバーガー
    森野美奈子(株式会社モスフードサービス 広報IR グループ)


第4部 持続可能な社会の実現(SDGs)と次世代の食
第1章 新時代に推奨される食事とは何か
   片桐諒子(国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策研究所疫学研究部 代謝疫学研究室長)

第2章 JICA が取り組む世界の栄養改善
   野村真利香(独立行政法人国際協力機構(JICA)人間開発部 国際協力専門員)
   松尾英憲(独立行政法人国際協力機構(JICA)人間開発部保健第二グループ保健第三チーム)

第3章 ユーグレナ(ミドリムシ)の持つ可能性
   中島綾香(株式会社ユーグレナ 研究開発部機能性研究課 課長)

第4章 食卓を支える肉・魚の新しいカタチ 陸上養殖
   十河哲朗 (株式会社FRD ジャパン 取締役COO(最高執行責任者))

第5章 研究、開発が進む次世代のたんぱく質 
   ①昆虫食
   渡邉崇人(株式会社グリラス 代表取締役社長 兼 CTO)

第6章 研究、開発が進む次世代のたんぱく質 
   ②グラスカッター(食用齧歯類)
   村山美穂(京都大学野生動物研究センター 教授/GIfT 代表)

コラム 研究、開発が進む次世代のたんぱく質 培養肉の可能性

著者プロフィール

中村 丁次  (ナカムラ テイジ)  (監修

公益社団法人日本栄養士会 代表理事会長/
公立大学法人神奈川県立保健福祉大学 学長

上記内容は本書刊行時のものです。