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在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
直接取引:あり
ひとすじの光
戦火を逃れて
発行:海鳥社
四六判
重さ 300g
186ページ
上製
定価
909円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2023年6月21日
- 登録日
- 2023年5月25日
- 最終更新日
- 2023年6月9日
紹介
昭和19年、国民学校4年生の稔は、父を亡くし、母・妹と福岡市から立石村へと疎開する。慣れない田舎の生活と学校でのいじめに苦しむなか、やがて起こる大刀洗空襲……。昭和20年3月27日、アメリカ軍の誤爆により朝倉郡立石村立石国民学校に通う児童31名の命が奪われた「頓田の森」の悲劇。この時に6名の友を失い戦火を逃れた著者が綴る、1人の少年の成長物語。
目次
父/母の里/立石国民学校/運命の日/分教場/民主主義
版元から一言
戦後から80年近くを経て戦争の語り部も少なくなった現代、当時を知る貴重な存在でもある著者は、福岡県大刀洗村で起きた「頓田の森」の悲劇をさまざまな形で伝えてきました。本書では、戦争の悲惨さは勿論ですが、それだけではなく、当時の生活や風習、軍国主義から民主主義へと変わる学校の様子などが克明に描かれています。貧しく苦しいながらも子どもたちは楽しみを見つけ、いきいきと毎日を送っていました。悲しみも喜びもすべて受け止め、日々成長していく姿が爽やかに描かれた1冊です。
上記内容は本書刊行時のものです。