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主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら チョン・アウン(著/文) - DU BOOKS
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主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら (シュフデアルワタシガマルクスノシホンロンヲヨンダラ) 15冊から読み解く家事労働と資本主義の過去・現在・未来 (ジュウゴサツカラヨミトクカジロウドウトシホンシュギノカコゲンザイミライ)

社会一般
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発行:DU BOOKS
四六判
256ページ
並製
価格 2,200円+税
ISBN
978-4-86647-189-1   COPY
ISBN 13
9784866471891   COPY
ISBN 10h
4-86647-189-1   COPY
ISBN 10
4866471891   COPY
出版者記号
86647   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2022年11月30日
最終更新日
2023年5月29日
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書評掲載情報

2023-05-06 毎日新聞  朝刊
2023-04-21 朝日新聞 好書好日  
2023-04-15 ふぇみん    4.15
2023-03-18 信濃毎日新聞  
評者: 尹雄大
2023-02-12 北海道新聞  
評者: 瀧波ユカリ
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重版情報

2刷 出来予定日: 2023-06-15
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紹介

小説家の柚木麻子さんよりご推薦いただきました!

「出産したばかりの頃、社会やジェンダーの本を読むと、家事育児をしている自分が責められているように感じた。
チョン・アウンが私が立ちすくんでしまったその先にいく。何故この本に傷つくのか?この本に励まされるのは何故か?
一冊を通じて得た違和感や学びを武器に、次々と本を手に取り、家事労働を無償にしなければ立ち行かない、
この社会の真実をつまびらかにしていく彼女は、私にとってのヒーローだ。」

「主婦は家でぐうたら」している? そう言われた韓国のひとりの主婦が、
日本でも翻訳されている話題の書を含む15冊を読み解き、
こんな言葉を生む社会の仕組みの始まりをたどる旅へ──

「夫が妻を扶養しているのではなく、妻が、
夫を働きに出られるように扶養しているのだ。」

女性、男性、非婚女性、すべての人類のこれからを考えるための教養エッセイ!

目次

第1章 主婦たちの暮らす離れ島 「家で遊んでるんだって?」
主婦たちの住む世界はどうしてこうも違うのか ソースタイン・ヴェブレン『有閑階級の理論』
もう一度あの頃に戻るとしたら、やっぱり会社を辞めるだろうか レスリー・ベネッツ『女にとって仕事とはなにか』
私はどうして料理が嫌いになったのだろう ラ・ムンスク『専業主婦ですが』

第2章 問題の核心は”カネ"
私が生きている世界はどんなところか カール・マルクス『資本論』
私はなぜに会社を懐かしがるのか ゲオルク・ジンメル『貨幣の哲学』
どうして私はニュースに出てこないのか カトリーン・マルサル『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?』
3人の子どもを育てあげた専業主婦はなぜ年金をもらえないのか ナンシー・フォルバー『見えざる胸』

第3章 資本主義社会で女性として生きるということ
誰が、なぜ、女性に火をつけたのか シルヴィア・フェデリーチ『キャリバンと魔女』
誰が、誰に、依存しているのか マリア・ミース『国際分業と女性―進行する主婦化』
共存のためになにをすべきか パク・カブン『フォビアフェミニズム』
内側の見えない自分をどうのぞき込むか ロイ・バウマイスター『消耗する男』

第4章 境界線を越えたところの世界
なぜ、家事労働に賃金が必要なのか シルヴィア・フェデリーチ『革命のポイントゼロ』
尼僧が『父親授業』という本を出したらどんな反応がくるか 法輪『母親授業』
非婚女性と既婚女性は連帯できるか キム・ハナ、ファン・ソヌ『女ふたり、暮らしています。』
主婦はなぜ家族のことしか考えないのか ソ・ヨンナム『たんぽぽ麺屋』

前書きなど

このように専業主婦をさげすむ言葉が遠慮なく飛び交って力を発揮する大地には、「父親」と呼ばれる人たちと、「結婚と出産と育児という典型的な道を歩まない非婚女性」という存在が立っており、かれらと出会ったことで私は、それまでの道をそれて、別の道に足を踏み入れることになった。その先で出会った世界は、より広く、より多彩な場所だった。そして、その世界で私は知った。家で家事を担当する人たちを見下す社会現象に問題意識をもつことは、母親たちだけでなく、父親たち、母親でない主婦たち、母親でも主婦でもない非婚女性たちにとっても必要なことだと。
これは女性問題に対する視点の転換へとつながった。女性問題とはすなわち男性問題であり、両者はイコールであるという考え。「男性」というは、均質的な仮想の敵軍ではなく、現実の中にいる私の息子であり、私の夫であり、私の父であり兄なのだという考えにたどり着いたのだ。
このように考え方が変化した過程をつまびらかにし、分類し、整理したのがこの本だ。変化の過程をお見せするするために、最初に抱いていた非常に単純で偏狭な考えも正直に書いた。旅路の途中で突然ぬっと現われ、それまでとは別の方向に目を向けるきかっけをくれた人たちに感謝する。人生において重要な局面はいつも偶然に、不意に訪れるという大事なことを教えていただいた。

版元から一言

小説家の柚木麻子さんよりご推薦いただきました!

「出産したばかりの頃、社会やジェンダーの本を読むと、家事育児をしている自分が責められているように感じた。
チョン・アウンが私が立ちすくんでしまったその先にいく。何故この本に傷つくのか?この本に励まされるのは何故か?
一冊を通じて得た違和感や学びを武器に、次々と本を手に取り、家事労働を無償にしなければ立ち行かない、
この社会の真実をつまびらかにしていく彼女は、私にとってのヒーローだ。」

著者プロフィール

チョン・アウン  (チョンアウン)  (著/文

1975年、全羅南道順天生まれ。世宗大学英語英文学科卒。外資系企業で通訳・翻訳の仕事をしたのち、ヘッドハンターとして活動。退職後、ビジネス書、エッセイなどの翻訳を手がけるかたわら、小説を執筆。2013年に『モダンハート』で第18回ハンギョレ文学賞受賞。長編小説に『その男の家に入った』、『ある日体の外に出た女』、『蚕室洞の人々』など、エッセイに『母親の読書』、『高い自尊感情の愛し方』など(いずれも未邦訳)がある。

生田 美保  (イクタ ミホ)  (翻訳

1977年、栃木県生まれ。東京女子大学現代文化学部、韓国放送通信大学国語国文科卒。韓国ソウルの法律事務所で勤務するかたわら文芸翻訳にたずさわる。訳書に、キム・ヘジン『中央駅』(彩流社)、イ・ミョンエ『いろのかけらのしま』(ポプラ社)、ダンシングスネイル『怠けてるのではなく、充電中です。』(CCCメディアハウス)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。