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小沼純一作曲論集成 小沼 純一(著) - アルテスパブリッシング
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小沼純一作曲論集成 (コヌマジュンイチ サッキョクロンシュウセイ) 音楽がわずらわしいと感じる時代に (オンガクガワズラワシイトカンジルジダイニ)

芸術
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A5判
976ページ
上製
定価 12,000円+税
ISBN
978-4-86559-268-9   COPY
ISBN 13
9784865592689   COPY
ISBN 10h
4-86559-268-7   COPY
ISBN 10
4865592687   COPY
出版者記号
86559   COPY
Cコード
C1073  
1:教養 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年3月15日
書店発売日
登録日
2023年2月3日
最終更新日
2023年3月9日
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紹介

〈作曲〉は、音楽のはじまりだろうか──
“contemporary music”をかたちづくる180人を超える作曲家とその周辺。
40年におよぶ思考を辞典形式で再構成する。

「作曲という、部屋にこもってひとりでおこなう作業、そうした「イメージ」が抱かれやすい作業……
 ひとりでやっているようでいて、まわりからうけるさまざまな刺激や影響があり、
 それ、それらを変換して、他者を介しまたべつの他者、他者たちに波動をつたえる通過点としての、
 ブラックボックスとしての、作曲家。その部分が個人としてとくに強調された時期の固有名」
 ──「あとがき」より

現代の音楽文化を対象に旺盛な執筆活動をつづける音楽評論家・小沼純一が1980年代半ばからおよそ40年にわたって、さまざまな媒体に発表してきた「作曲」をめぐる文章を一挙集成。
180人以上の「作曲家」とその作品、楽器や演奏家など「作曲」の周辺をめぐる思考を、作曲家名のアルファベット順に並べ、「作曲家事典」として活用できるよう構成した。

ひとりの評論家による「作曲の世界」の定点観測として、他に類をみない規模・期間にわたる貴重な記録を1冊に。
幅広い視野に立ち、自由で軽やかな筆致で綴られた文章は、わたしたちを「作曲とはなにか」という深い思索へといざなう。

アルテスパブリッシング創業15周年記念出版。600部限定。

目次

はじめに──作曲「と」20世紀
作曲 めぐって

PART 1 作曲家A to Z
PART 2 作曲家群像
PART 3 作曲の周辺
──音楽のジャンル/作曲の技法/楽器の世界/声の音楽/インタヴュー

作曲のゆくえ
あとがき
索引

前書きなど

はじめに──作曲「と」二〇世紀

 とくべつに二〇世紀という必要はないかもしれない。二〇世紀生まれの作曲家、作品が大半を占める。いま生きている世紀に発表される作品の多くもまだ前世紀のことばから抜けきっていない。抜ける必要があるかどうかはべつのはなしで、ただ、「の」ではなく、「と」でむすびつけるゆるさや並行のぎくしゃく感が好ましい。
 不安定な二語のあいだで、多くのことどもはもっと以前に萌芽をみられるにしろ、とくにめだった音楽上の語り口はあって、それ、それらは音楽から音へ、また音楽からひとのほかの営為にひびきあってもいて、そんなところで「と」が招かれているといってもいい。
 作曲なる語をcompose/composer/komponierenの訳語としてみるにはどこかバランスを欠いたように感じていた。songwritingもおなじように作曲という。パソコンで音をつくっていくのを、作曲と呼ぶのに違和感を持つか否か、というのもある。ならば、ミュージック・コンクレートは、とか、プレイヤーピアノは、とか、ややこしい。そんなこんなをひっくるめて作曲というのか。どこからどこまでをそういうのか。範囲が広くなり、ややこしくなった。いちおう作曲/composeを中心とか軸とかにおき、その圏域をあつかいたい(このあたりの匙加減はあいまい)。ならんでいるのはそうした作曲/家のつもりではある。

著者プロフィール

小沼 純一  (コヌマ ジュンイチ)  (

1959年東京都生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専門は音楽文化論、音楽・文芸批評。第8回出光音楽賞(学術・研究部門)受賞。創作と批評を横断した活動を展開。主な著書に『無伴奏──イザイ、バッハ、そしてフィドルの記憶へ』(アルテスパブリッシング)、『武満徹逍遥──遠ざかる季節から』『魅せられた身体──旅する音楽家コリン・マクフィーとその時代』(以上、青土社)、『本を弾く──来るべき音楽のための読書ノート』(東京大学出版会)、『映画に耳を──聴覚からはじめる新しい映画の話』(DU BOOKS)、『音楽に自然を聴く』『オーケストラ再入門』(以上、平凡社新書)ほか。創作に『しっぽがない』『ふりかえる日、日──めいのレッスン』(以上、青土社)、『sotto』(七月堂)ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。