.
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
直接取引:あり(その他)
源氏物語 A・ウェイリー版
巻次:4
四六判
640ページ
上製
価格
3,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年7月30日
- 書店発売日
- 2019年7月30日
- 登録日
- 2019年7月9日
- 最終更新日
- 2024年10月3日
書評掲載情報
2019-10-13 | 読売新聞 朝刊 |
2019-08-25 |
毎日新聞
朝刊 評者: 沼野充義(東京大学教授・スラブ文学) |
MORE | |
LESS |
紹介
この「源氏物語」は一千年前に書かれた過去の作品ではなかった。
一千年もの未来からやって来た未知の傑作だったのだ。(高橋源一郎)
音楽的でくきやかな文体に酔いました。(小池昌代)
『源氏物語』の面白さは「宇治十帖」にこそ潜んでいる。
近代文学が我々の“The Tale of Genji”に辿り着き、
「夢浮橋」を渡り終えるまで九百年かかったのである。(辻原登)
都を離れた宇治に世を過ごす姉妹アゲマキとコゼリ。
ゲンジの息子カオルと孫ニオウは幼なじみだが、
ともに姉妹に惹かれ、恋い焦がれるライヴァルだった。
恋するアゲマキが亡くなり、思いのゆくえを失ったカオルの前に、
生き写しとしか思えない女性ウキフネが現われる。
カオルはアゲマキの影を追い、ニオウはコゼリがありながらウキフネに言い寄る。
二人のあいだで揺れ、思い詰めるウキフネ。
光り輝くプリンス・ゲンジがこの世を去ったのち、
とどまらぬ時の流れが引き寄せた物語は切ないクライマックスへと向かう──。
時代を超え、文化を超えて読者を魅了し続けてきた世界文学の傑作・源氏物語。アーサー・ウェイリーの名訳で新たによみがえった物語がいよいよ完結。切なさと感動の第4巻、ついに完結!
目次
早蕨
宿木
東屋
浮舟
蜻蛉
手習
夢浮橋
和歌一覧
この美しい世界 レディ・ムラサキの完璧さ ヴァージニア・ウルフ
訳者あとがき
解説 阿部公彦
上記内容は本書刊行時のものです。