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動く墓 越智 郁乃(著/文) - 森話社
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動く墓 (ウゴクハカ) 沖縄の都市移住者と祖先祭祀 (オキナワノトシイジュウシャトソセンサイシ)

社会科学
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発行:森話社
A5判
240ページ
定価 4,200円+税
ISBN
978-4-86405-127-9   COPY
ISBN 13
9784864051279   COPY
ISBN 10h
4-86405-127-5   COPY
ISBN 10
4864051275   COPY
出版者記号
86405   COPY
Cコード
C1039  
1:教養 0:単行本 39:民族・風習
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年2月10日
最終更新日
2018年2月22日
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書評掲載情報

2018-04-01 毎日新聞  朝刊
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紹介

人びとの葛藤をのせて、墓は海を渡る
「家より先に墓を建てろ」「人は借家住まいもできるが、死人の借り墓はできない」などといわれる沖縄で、人の移動に伴い墓はどのように動くのか?沖縄戦、米軍統治、本土復帰を経て、なお変容し続ける現代沖縄の生と死のリアリティに、墓の移動からせまる。

目次

はじめに

[序章 生と墓]
一 本書の目的と論点
二 沖縄研究をめぐる政治性
三 新しい沖縄研究にむけて
四 本書の構成と調査の概要

[第一章 沖縄社会と祖先祭祀]
一 先行研究と問題点
二 「家」単位の祖先祭祀と日常的実践
三 沖縄社会の変容と祖先祭祀の継続

[第二章 世替わりと墓]
一 沖縄県の歴史と人の移動
二 都市化と墓──行政・経済との関わり
三 経済成長と墓
四 社会変容と墓

[第三章 墓を造るモノの変化]
一 戦後まもなくの造墓の変化──奥郷友会共同墓地を事例に
二 本土復帰後の造墓──宮城家を事例に
三 素材の変化と墓の概念

[第四章 墓と葛藤]
一 戦後の移動の波、復帰後の生活変化
二 移住者の生活と墓、位牌
三 墓の移動という選択と葛藤
四 祭祀の継続と故郷観

[第五章 骨の処遇]
一 遺骨の集合化と火葬の影響
二 遺骨の個別化と祖先
三 墓の移動に関する知識の所在
四 骨の処遇にみる死者との「親密さ」と祖先観

[第六章 新しい墓と祖先]
一 墓における表象と比喩──「故郷」「祖先」「家」をめぐって
二 墓の移動と幸・不幸──墓をめぐる災因論と祖先観の再考
三 墓の移動と祖先観の再構築

[終章 動き続ける墓]
一 墓とメモリアリズム
二 動く墓のメモリアリズムと創造性

参考文献一覧
あとがき
初出一覧
索引

著者プロフィール

越智 郁乃  (オチ イクノ)  (著/文

越智郁乃(おち・いくの)
1978年、愛媛県生まれ。2010年広島大学大学院社会科学研究科修了。博士(学術)。専門は文化人類学、民俗学、沖縄研究。広島大学特別研究員、京都大学GCOEプログラム「親密圏と公共圏の再編成を目指すアジア拠点」研究員、福井大学産学官連携本部機関研究員、兵庫県立大学地域創造機構特任助教を経て、2016年より立教大学観光学部助教。
共著に『生をつなぐ家──親族研究の新たな地平』(2013年、風響社)、『〈境界〉を越える沖縄──人・文化・民俗』(2016年、森話社)、『境域の人類学──八重山・対馬にみる「越境」』(2017年、風響社)。
主な論文に「芸術作品を通じた人のつながりの構築と地域活性化の可能性──新潟市における芸術祭と住民活動を事例に」(『アジア社会文化研究』第15号、2014年)、「墓に用いられるモノと記憶──現代沖縄の造墓からみた墓制の変容」(『国立歴史民俗学博物館研究報告』第191集、2015年)、「ゲート前という接触領域──沖縄県那覇市新都心における軍用地の記憶と返還地の開発」(『コンタクト・ゾーン』第7号、2015年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。