版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
埃だらけのすももを売ればよい ロシア銀の時代の女性詩人たち 高柳聡子(著/文) - 書肆侃侃房
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文FAX番号:
注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
地方小     ト・日・他     書店
子どもの文化     書店(直)
直接取引:あり(自社)

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

埃だらけのすももを売ればよい ロシア銀の時代の女性詩人たち (ホリリダラケノスモモヲウレバヨイ ロシアギンジダイノジョセイシジンタチ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:書肆侃侃房
四六判
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-86385-604-2   COPY
ISBN 13
9784863856042   COPY
ISBN 10h
4-86385-604-0   COPY
ISBN 10
4863856040   COPY
出版者記号
86385   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2024年1月25日
最終更新日
2024年3月4日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2024-05-11 日本経済新聞  朝刊
2024-03-16 毎日新聞  朝刊
評者: 沼野充義(スラブ文学者)
MORE
LESS

紹介

詩集とはある世界観の具現であった
ロシア文学におとずれた興隆期「銀の時代」(1890~1920年代)。
ロシアの古書店で著者がたまたま見つけた詩集を手がかりにして、100年前の忘れられた15人の女性詩人たちのことばを一つずつ拾い上げる。
「web侃づめ」の好評連載が書き下ろしを加えて書籍化!
『女の子たちと公的機関』が増刷を重ねる著者による珠玉のエッセイ集。


「鮮烈である。もう埋もれさせはしない。忘れ去られ、あるいは神秘化された女性詩人たちの生き様と詩作を掬い出すかのようなこの本は、そんな祈りにも思える。」

━━━━━水上文さん


【登場する詩人】

◆アンナ・アフマートワ
「アクメイズム」の流派に属し、詩「キーウ」など二つの世界大戦時それぞれに戦争詩を残した。

◆リジヤ・ジノヴィエワ=アンニバル
ロシア文学初のレズビアン小説『三十三の歪んだ肖像』を書いた。

◆ジナイーダ・ギッピウス
「現代的なこととは一時的なことなのだから」と、一冊の書物としての詩集というかたちに違和感があった。

◆チェルビナ・デ・ガブリアック
「架空の詩人」としてデビュー。土地改良技術者と結婚後に神智学に没頭、最終的には宗教的な精神の求道を行う。

◆ソフィア・パルノーク
「銀の時代」にあって自身がレズビアンだと公表した唯一の詩人。「攻撃的なレズビアン」として非難され、孤独な詩を書いた。〈心臓が停止の合図を出すのが聞こえる〉と自分で書いたとおり、心臓が破裂して亡くなる。


【目次】

まえがき

1 遠い異国を見つめて アデリーナ・アダーリス

2 もっとも忘れられた詩人 マリア・モラフスカヤ

3 戦争と詩を書くこと アンナ・アフマートワ

4 詩は私の祈りである ジナイーダ・ギッピウス

5 二つの魂を生きて チェルビナ・デ・ガブリアック

6 私の身体は私のもの マリア・シカプスカヤ

7 誰も見ぬ涙を詩にして リュボーフィ・コプィローワ

8 風そよぐ音にも世界は宿り エレーナ・グロー

9 「女の言語」を創出せよ ナデージュダ・ブロムレイ

10 昼の太陽と幸福と、そして夜の闇と テフィ

11 すべての詩は啓示となる アデライーダ・ゲルツィク

12 わが歌は私が死んでも朝焼けに響く ガリーナ・ガーリナ

13 テクストの彼岸にいる私 リジヤ・ジノヴィエワ=アンニバル

14 ロシアのサッフォーと呼ばれて ソフィア・パルノーク

15 私は最期のときも詩人である マリーナ・ツヴェターエワ

「銀の時代」主要人物

参考文献

あとがき

著者プロフィール

高柳聡子  (タカヤナギサトコ)  (著/文

1967年福岡県生まれ。ロシア文学者、翻訳者。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。おもにロシア語圏の女性文学とフェミニズム史を研究中。著書に『ロシアの女性誌━━時代を映す女たち』(群像社、2018年)、訳書にイリヤ・チラーキ『集中治療室の手紙』(群像社、 2019年)、ローラ・ベロイワン「濃縮闇━━コンデンス」(『現代ロシア文学入門』垣内出版、2022年所収)など。2023年にロシアのフェミニスト詩人で反戦活動家のダリア・セレンコ『女の子たちと公的機関 ロシアのフェミニストが目覚めるとき』(エトセトラブックス)の翻訳を刊行。

上記内容は本書刊行時のものです。