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中国・北朝鮮脅威論を超えて
東アジア不戦共同体の構築
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年10月
- 書店発売日
- 2017年10月30日
- 登録日
- 2017年10月8日
- 最終更新日
- 2017年11月8日
紹介
中国・北朝鮮敵視外交から、対話重視と信頼醸成の外交に向かうには? 沖縄を軍事の要から平和の要に転化し、東アジア不戦共同体を築くには? 緊張高まる東アジア情勢の中、第一線の論者が答える。
目次
はじめに(木村朗)
序言 東アジア不戦共同体と沖縄──中国・北朝鮮脅威論の虚妄性を超えて(鳩山友紀夫)
序章 中国・北朝鮮〝脅威〟論を検証する(進藤榮一)
【第1部 台頭する中国脅威論と東アジアの平和】
1 ベトナム戦争の21世紀への教訓──知られざる中国の「参戦」と今日的な示唆(朱建榮)
2 「敵」はこうして作られる──尖閣に見る中国脅威論の捏造(岡田充)
3 中国脅威論で自縄自縛に陥った日本──アベノミクスの破産が疑心暗鬼を生む(矢吹晋)
4 中国の国連平和維持活動──「国際の平和及び安全の維持」は脅威か(加治宏基)
【第2部 切迫する北朝鮮問題と東アジアの平和】
1 安倍政権の対北敵視政策がもたらす悪夢──「朝鮮戦争」から何を学ぶか(前田哲男)
2 米国の対北朝鮮核攻撃計画──ICBM実験に端を発した危機の根本要因とは何か(成澤宗男)
3 南北朝鮮の和解と統一を阻むもの──アメリカの覇権主義と追随者たち(纐纈厚)
4 李明博・朴槿恵政府における「従北」レッテル貼りと「排除の政治」(李昤京)
【第3部 激動する東アジア情勢の中での沖縄】
1 沖縄問題と日本の安全保障(屋良朝博)
2 沖縄と「本土」を考える──「基地引き取り」の課題と可能性(渡辺豪)
3 生き続ける悪夢の日米合意(高嶺朝太)
4 朝鮮半島危機と沖縄基地問題への一考察──歴史の教訓・分断体制論・自治体平和政策の視点から(金成浩)
5 アジア独立運動における琉球人の主体的役割とその意味──新垣弓太郎、蔡璋(喜友名嗣正)を中心にして(松島泰勝)
終章 アジア版NATOではなく東アジア不戦共同体を目指せ──中国・北朝鮮脅威論を超えて(木村朗)
おわりに(進藤榮一)
上記内容は本書刊行時のものです。