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中国・北朝鮮脅威論を超えて 進藤 榮一(編著) - 耕文社
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中国・北朝鮮脅威論を超えて (チュウゴクキタチョウセンキョウイロンヲコエテ) 東アジア不戦共同体の構築 (ヒガシアジアフセンキョウドウタイノコウチク)

社会科学
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発行:耕文社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ28mm
320ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-86377-050-8   COPY
ISBN 13
9784863770508   COPY
ISBN 10h
4-86377-050-2   COPY
ISBN 10
4863770502   COPY
出版者記号
86377   COPY
Cコード
C0031  
0:一般 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2017年10月
書店発売日
登録日
2017年10月8日
最終更新日
2017年11月8日
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紹介

中国・北朝鮮敵視外交から、対話重視と信頼醸成の外交に向かうには? 沖縄を軍事の要から平和の要に転化し、東アジア不戦共同体を築くには? 緊張高まる東アジア情勢の中、第一線の論者が答える。

目次

はじめに(木村朗)
序言 東アジア不戦共同体と沖縄──中国・北朝鮮脅威論の虚妄性を超えて(鳩山友紀夫)
序章 中国・北朝鮮〝脅威〟論を検証する(進藤榮一)
【第1部 台頭する中国脅威論と東アジアの平和】
1 ベトナム戦争の21世紀への教訓──知られざる中国の「参戦」と今日的な示唆(朱建榮)
2 「敵」はこうして作られる──尖閣に見る中国脅威論の捏造(岡田充)
3 中国脅威論で自縄自縛に陥った日本──アベノミクスの破産が疑心暗鬼を生む(矢吹晋)
4 中国の国連平和維持活動──「国際の平和及び安全の維持」は脅威か(加治宏基)
【第2部 切迫する北朝鮮問題と東アジアの平和】
1 安倍政権の対北敵視政策がもたらす悪夢──「朝鮮戦争」から何を学ぶか(前田哲男)
2 米国の対北朝鮮核攻撃計画──ICBM実験に端を発した危機の根本要因とは何か(成澤宗男)
3 南北朝鮮の和解と統一を阻むもの──アメリカの覇権主義と追随者たち(纐纈厚)
4 李明博・朴槿恵政府における「従北」レッテル貼りと「排除の政治」(李昤京)
【第3部 激動する東アジア情勢の中での沖縄】
1 沖縄問題と日本の安全保障(屋良朝博)
2 沖縄と「本土」を考える──「基地引き取り」の課題と可能性(渡辺豪)
3 生き続ける悪夢の日米合意(高嶺朝太)
4 朝鮮半島危機と沖縄基地問題への一考察──歴史の教訓・分断体制論・自治体平和政策の視点から(金成浩)
5 アジア独立運動における琉球人の主体的役割とその意味──新垣弓太郎、蔡璋(喜友名嗣正)を中心にして(松島泰勝)
終章 アジア版NATOではなく東アジア不戦共同体を目指せ──中国・北朝鮮脅威論を超えて(木村朗)
おわりに(進藤榮一)

著者プロフィール

進藤 榮一  (シンドウ エイイチ)  (編著

一九三九年北海道生まれ。京都大学法学部卒、同大学院博士課程修了。鹿児島大助教授、プリンストン大、ハーバード大、オックスフォード大、ジョンズホプキンズ大、フェロー等を歴任。筑波大学名誉教授、国際アジア共同体学会会長、一般社団法人アジア連合大学院機構理事長、国連NGO DEVNET東京・理事。著書に『アメリカ帝国の終焉―勃興するアジアと多極化する世界』(講談社)、『アジア力の世紀』、『アメリカ黄昏の世紀』、『現代紛争の構造』、『分割された領土』(岩波書店)、『国際公共政策』(日本経済評論社)等多数。訳書に『巨龍・中国の新外交戦略』(柏書房)。最近編著に『東アジア連携の道をひらく― 脱炭素社会・エネルギー・食料』(花伝社)。

木村 朗  (キムラ アキラ)  (編著

一九五四年北九州市小倉生まれ。鹿児島大学教員、平和学専攻。東アジア共同体・沖縄(琉球)研究会共同代表、日本平和学会理事。平和問題ゼミナール主宰。インターネット新聞NPJに論評「時代の奔流を見据えて」を連載中。主な著作は、単著『危機の時代の平和学』(法律文化社)、共著『広島・長崎への原爆投下再考―日米の視点』(法律文化社)、『21世紀のグローバル・ファシズム―侵略戦争と暗黒社会を許さないために―』(耕文社)、『沖縄自立と東アジア共同体』(花伝社)、『核の戦後史―Q&Aで学ぶ原爆・原発・被爆の真実』(創元社)、『沖縄謀叛』(かもがわ出版)、など。

上記内容は本書刊行時のものです。