版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
渡辺京二論 三浦小太郎(著) - 弦書房
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:
注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
地方小     ト・日・他     書店
直接取引:なし
返品の考え方: 地方・小出版流通センターの了承が必要です

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

渡辺京二論 (ワタナベキョウジロン) 隠れた小径を行く (カクレタコミチヲユク)

文芸
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:弦書房
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ24mm
重さ 250g
352ページ
並製
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-86329-299-4   COPY
ISBN 13
9784863292994   COPY
ISBN 10h
4-86329-299-6   COPY
ISBN 10
4863292996   COPY
出版者記号
86329   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年11月30日
書店発売日
登録日
2024年10月25日
最終更新日
2024年11月26日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

著者は渡辺京二研究の第一人者。92年の生涯を通して一貫してぶれることのなかった渡辺の思想と歴史認識はどこから来るのかを基本的かつ意外な観点から教えてくれるのが本書だ。この偉大な思想家は、歴史を叙述するにしろ、発言するにしろ、ひとつの新しい事実や解釈を自らが生きるための支えとして研究し叙述し公表した。『小さきものの死』から『逝きし世の面影』さらに『小さきものの近代』まで、〈近代〉の実像を描こうとした数々の名著の舞台裏を、さらに具体的に案内してくれる画期的な一冊。

目次


第 一 章 幸福な少年期とその終焉
第 二 章 大連、そして世界の終わり
第 三 章 共産党体験と思想の目覚め
第 四 章 闘病体験と若き日の恋
第 五 章 小さきものの挫折
第 六 章 吉本隆明と谷川雁
第 七 章 水俣病闘争と「もうひとつのこの世」
第 八 章 時局論
第 九 章 処女作『熊本県人』
第 十 章 『ドストエフスキイの政治思想』


第十一章 神風連―反近代の極北
第十二章 西郷隆盛―明治帝国への反抗者としての西郷
第十三章 宮崎滔天―アジア主義を脱した民衆コミューンへの夢
第十四章 北一輝―日本についに着地できなかった純正ファシスト
第十五章 昭和の逆説―民衆が夢見た戦争共同体
第十六章 地方の消失と辺境の解体
第十七章 なぜいま人類史か(1)―師、佐藤秀人との出会い
第十八章 なぜいま人類史か(2)―歴史主義の擁護とポストモダンとの闘い
第十九章 パステルナークとソルジェニーツィン―ロシアにおける小さきものの生
第二十章 ローレンツとイリイチ
第二十一章 石牟礼道子と神話の復権


第二十二章 逝きし世の面影―滅び去った文明
第二十三章 パックス・トクガワーナの多彩な人々
第二十四章 戦国乱世と徳川の平和―「中世の自由」の虚妄を撃つ
第二十五章 黒船前夜―ありえたかもしれないもうひとつの「開国」
第二十六章 バテレンの世紀
第二十七章 小さきものの近代―もうひとつの「近代」

著者プロフィール

三浦小太郎  (ミウラ コタロウ)  (

昭和35(1960)年東京生まれ。獨協学園高校卒。
アジア自由民主連帯協議会事務局長。北朝鮮やアジア諸民族の問題に取り組んでいる。
雑誌「正論」「Hanada」「月刊日本」などに執筆。
著書に、『ドストエフスキーの戦争論』(萬書房)、『信長 秀吉 家康はグローバリズムとどう戦ったのか』(ハート出版)、『評伝 渡辺京二』(言視舎)、『日本人になったウイグル人たちに中国がやっていること』(産経新聞出版)、『嘘の人権 偽の平和』(高木書房)、編著に、『よそのくに』(晩聲社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。