書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
在庫ステータス
取引情報
超初心者用・鍼灸院治療マニュアル 増補版
即効性のあるテクニック
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年5月
- 書店発売日
- 2024年5月27日
- 登録日
- 2024年5月7日
- 最終更新日
- 2024年5月27日
紹介
本書は北京堂で鍼施術を教わる人のテキストとして作成したものである。鍼は速効性が命なので、効果がなければ開業を続けられない。だから施術法が最も重要になるため、本書は施術を中心にして、患者さんに対する細々とした注意を省くようにした。本書の内容は日本で知られている中薬の補助として鍼灸が使われる弁証治療と性格が異なり、鍼灸を主とした解剖中心の三部取穴による中国鍼理論である。
なお本書の内容は、『霊枢』の官鍼篇を中心にしている。
目次
前書き
一 中国の鍼理論
二 鍼理論の根拠
三 鍼の刺入ポイント
四 刺入感覚
五 鍼の効果に影響する他の要因
六 注意すべき患者
七 毫鍼による施術方法
八 各種疾患
ギックリ腰
寝違い
膝痛
腰痛
坐骨神経痛と大腿神経痛
生理痛
肩背痛
頸椎症
頭痛
不眠症
顎関節症
喉の痛み
五十肩
手の腱鞘炎
テニス肘と野球肘
腓腹筋痙攣
足底腱膜炎
シンスプリント
股関節痛
ハムストリングの痛み
坐骨の痛み
肩甲間部の痛み
鼠径部の痛み
アキレス腱の痛み
踵骨の痛み
脊柱管狭窄症
クローン病
潰瘍性大腸炎
口内炎
眼精疲労
鬱病
バネ指(弾撥指)
更年期障害
冷え性
肋間神経痛と腹痛
パーキンソン症候群
九 見学者が犯しやすい間違い
十 免許を取ってからの方針
十一 どうやって鍼施術師になるか?
十二 鍼灸師として開業することの意義
十三 勉強方法
十四 患者さんを師とする
十五 鍼の選定
十六 成功させる開業
十七 どうやったら施術方法が習得できるのか?
十八 どうやって患者さんを掴むか?
あとがき
前書きなど
鍼施術の仕方には、次の3つが必須である。①どの方向へ刺入するか? ②どれぐらいの長さを刺入するか? ③どんな得気が必要か? これを漢方薬でいえば、①は処方する薬種の割合、②は1回あたりの薬剤量に相当するが、③に相当する「どんな得気が必要か?」だけは漢方にはない。処方穴のみを挙げたところで、薬種を列挙しているようなものである。そこで施術を見学し、抜鍼させて貰い、自分で患者さんに施術してみて、先生と同じような効果が得られるように軌道修正していかなければ上達しない。
版元から一言
本書は、2016年に刊行した『超初心者用・鍼灸院治療マニュアル』に、より詳細な施術法を加筆・修正した増補版である。本書に掲載した36疾患を確実に治癒できる鍼灸師を養成するため、著者の経験と知識を存分に披露している。
上記内容は本書刊行時のものです。