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海軍兵学校長の言葉 真殿 知彦(著) - 三和書籍
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海軍兵学校長の言葉 (カイグンヘイガッコウチョウノコトバ) 激動の時代に信念を貫いた (ゲキドウノジダイニシンネンヲツラヌイタ)

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発行:三和書籍
四六判
縦189mm 横130mm 厚さ16mm
288ページ
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-86251-508-7   COPY
ISBN 13
9784862515087   COPY
ISBN 10h
4-86251-508-8   COPY
ISBN 10
4862515088   COPY
出版者記号
86251   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年7月31日
書店発売日
登録日
2023年5月31日
最終更新日
2023年10月11日
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紹介

★重版決定!

学校の開校、リストラ、校内暴力、外国人教師の招聘、地方移転、ゆとり教育、英語教育、オリンピックの延期・中止問題、戦争、そして閉校。

明治~昭和の激動の時代に海軍兵学校で起こったことは、現代に重ね焼きされるようだ。

海上自衛隊幹部候補生学校(江田島)と、海上自衛隊幹部学校(目黒)の両方の学校長を務めた著者が、歴代校長の言葉で歴史を振り返り、激動の時代のリーダー像に焦点を当てる。


目次
第1章 黎明期 ~荒れた学校から紳士の教育機関へ
●生みの苦しみ「海軍兵学寮」

●幅広い優秀な人材を集めることを企図した入学資格

●勝海舟に「海軍はやめた方がいい」

●カオス状態の「荒れた学校」

●〝親分校長〟の登場

●自分と教授は昇任、生徒はリストラ

●三人の海軍大将が幻になっていたかもしれない

●ダグラス軍事顧問団による混乱と変革

●やりすぎたダグラスの突然の帰国

●ポスト中牟田時代の校長たち

●怒り狂う榎本海軍卿、更迭される仁礼校長、飛ばされる権兵衛



第2章 発展期 ~江田島移転と海軍教育の確立
●江田島移転の大英断はなぜ行われたか

●「赤レンガ」がない、揺れる「東京丸」、築地に戻りたい

●海軍大学校創立と「海大の父」坂本俊篤

●マハンを呼べ

●海大教育の功労者 島村・山屋・秋山で完成する海軍戦術

●人気投票第一位 島村速雄の「単縦陣」

●「他人」が作った「円戦術」

●天才秋山が完成させた「海軍戦術」

●時代の寵児「山本権兵衛」

●反本省派(反権兵衛派)二人の兵学校長

●中牟田の首を切れ

●海軍教育グランドスラム達成者



第3章 束の間の平和 ~傑出した兵学校長たち
●軍縮の時代到来

●海のない米沢が生んだ海軍大将:山下源太郎

●「よいことならやろう」主義

●軍艦を売って、大講堂を建設

●日本海軍が生んだ逸材:鈴木貫太郎

●国際情勢と「武士道」教育

●鉄拳制裁の禁止

●たかとの再婚と四発の銃弾

●もう他に人はない

●「真面目」校長:谷口尚真

●ブチ切れる東郷平八郎

●「ゆとり教育?」:物議を醸した「ドルトンプラン」



第4章 危機 ~戦争勃発から終戦、そして海軍兵学校の解体
●「五省」の導入:松下元

●太平洋戦争開戦までの海軍兵学校長たち
●中止? 延期? 東京オリンピック

●「任ちゃん」校長と日米開戦

●「戦下手」と言われた海軍兵学校長:井上成美

●歴代海軍大将の写真なんかはずせ

●軍事学より普通学を

●青田を刈っても米は取れない

●英語は絶対にやめない

●終戦工作:井上成美と高木惣吉

●最後の海軍兵学校長:栗田健男



第5章 再興期 海上自衛隊幹部学校に招聘された二人の海軍提督
●高木惣吉の幹部学校特別講義

●海軍大将山梨勝之進の幹部学校特別講義

●歴代海軍兵学校長たちの最期

目次

第1章 黎明期 ~荒れた学校から紳士の教育機関へ
●生みの苦しみ「海軍兵学寮」

●幅広い優秀な人材を集めることを企図した入学資格

●勝海舟に「海軍はやめた方がいい」

●カオス状態の「荒れた学校」

●〝親分校長〟の登場

●自分と教授は昇任、生徒はリストラ

●三人の海軍大将が幻になっていたかもしれない

●ダグラス軍事顧問団による混乱と変革

●やりすぎたダグラスの突然の帰国

●ポスト中牟田時代の校長たち

●怒り狂う榎本海軍卿、更迭される仁礼校長、飛ばされる権兵衛



第2章 発展期 ~江田島移転と海軍教育の確立
●江田島移転の大英断はなぜ行われたか

●「赤レンガ」がない、揺れる「東京丸」、築地に戻りたい

●海軍大学校創立と「海大の父」坂本俊篤

●マハンを呼べ

●海大教育の功労者 島村・山屋・秋山で完成する海軍戦術

●人気投票第一位 島村速雄の「単縦陣」

●「他人」が作った「円戦術」

●天才秋山が完成させた「海軍戦術」

●時代の寵児「山本権兵衛」

●反本省派(反権兵衛派)二人の兵学校長

●中牟田の首を切れ

●海軍教育グランドスラム達成者



第3章 束の間の平和 ~傑出した兵学校長たち
●軍縮の時代到来

●海のない米沢が生んだ海軍大将:山下源太郎

●「よいことならやろう」主義

●軍艦を売って、大講堂を建設

●日本海軍が生んだ逸材:鈴木貫太郎

●国際情勢と「武士道」教育

●鉄拳制裁の禁止

●たかとの再婚と四発の銃弾

●もう他に人はない

●「真面目」校長:谷口尚真

●ブチ切れる東郷平八郎

●「ゆとり教育?」:物議を醸した「ドルトンプラン」



第4章 危機 ~戦争勃発から終戦、そして海軍兵学校の解体
●「五省」の導入:松下元

●太平洋戦争開戦までの海軍兵学校長たち
●中止? 延期? 東京オリンピック

●「任ちゃん」校長と日米開戦

●「戦下手」と言われた海軍兵学校長:井上成美

●歴代海軍大将の写真なんかはずせ

●軍事学より普通学を

●青田を刈っても米は取れない

●英語は絶対にやめない

●終戦工作:井上成美と高木惣吉

●最後の海軍兵学校長:栗田健男



第5章 再興期 海上自衛隊幹部学校に招聘された二人の海軍提督
●高木惣吉の幹部学校特別講義

●海軍大将山梨勝之進の幹部学校特別講義

●歴代海軍兵学校長たちの最期

前書きなど

海軍兵学校は、明治2年9月に築地にできた海軍操練所を起源として、昭和20年10月20日の閉校までの76年間に、2万5000人を超える海軍士官を送り出しました。

 その間、38人の海軍兵学校長がその任に当たっています。

 私(真殿知彦)は、海上自衛隊の初等教育機関である幹部候補生学校(江田島)と、海上自衛隊の高等教育機関である幹部学校(目黒)という二つの学校の学校長を務めました。その中で、いつも考えていたことがあります。

「近代国家建設において、独立の礎となる軍隊の建設を急ピッチで進めていた明治から昭和の激動の時代に、海軍力の基盤となる人材の育成を担っていた歴代の海軍兵学校長は何を考え、何を語り、そして何をやろうとしたのか」

 そのような問題意識を持って海軍兵学校長に関する歴史史料や書物などを調べ、海軍兵学校長史としてまとめたのがこの本です。

 本書では、中牟田倉之助、島村速雄、山下源太郎、鈴木貫太郎、谷口尚真、永野修身、草鹿任一、井上成美、栗田健男等の歴代海軍兵学校長にスポットライトを当てています。

 これらの人物の海戦での話や海軍省や軍令部時代の話は広く知られていますが、海軍兵学校でどのような校長だったのかについては、あまり知られていません。そこには校長としての将来へのビジョンと強い信念がありました。

 新しい学校の開校、リストラ、校内暴力、外国人教師の招聘、地方移転、ゆとり教育、英語教育、戦争そして閉校。このような言葉を並べてみると、激動の時代と言われた頃に海軍兵学校で起こっていたことは、まるで現代に重ね焼きされるようにも感じます。

 また、海軍教育等の発展に尽力した山本権兵衛、秋山真之、山屋他人、坂本俊篤等や、戦後の海上自衛隊創設期に幹部学校の教壇に立った山梨勝之進元海軍大将と高木惣吉元海軍少将の逸話にも触れています。

 本書は、歴代の海軍兵学校長等を主人公にした歴史の話ですが、校長というリーダーが激動の時代に何を考え、どう立ち向かったのかというそのリーダーとしての人物像に焦点を当てています。

 ロシアによるウクライナ侵攻等、国際情勢が混沌とする今こそ、先人が目指したものや語った言葉が、今を生きる私たちのよすがとなるものでしょう。

 そのような観点で、本書が学校の校長先生など教育機関で指導的な立場にある方々はもちろんのこと、企業などの組織でリーダーの地位にある方々、また将来指導者を目指す方々にも、何らかの示唆を与えるものであることを期待しています。

※本書は筆者の研究成果に基づく個人的見解をまとめたものであり、所属する機関の見解とは一切関係ありません。

版元から一言

皆さんは、太平洋戦争中の日本では、英語は敵国の言語として排除されていたことはご存じでしょう。そんななか、海軍兵学校では、井上成美校長の「英語は海軍士官には必要。日本が戦争に負けたあとのためにも、絶対にやめない」という信念のもと、英語教育が続けられていたことは知っていますか? 

この話は、自衛隊の関係者は知っている人が多いとのことですが、一般には知らない人も多いと思われます。

ほかにも、そんな話が詰まっている本です。皆さんも、ぜひご一読いただければと思います。

著者プロフィール

真殿 知彦  (マドノ トモヒコ)  (

1966年千葉県松戸市生まれ。1985年に筑波大学附属高校を卒業。1989年に防衛大学校を卒業後、海上自衛官に任官。2002年に筑波大学大学院地域研究研究科修士課程を修了。その後、アジア太平洋安全保障研究センター(ハワイ)、NATO国防大学(ローマ)の課程修了。
海幕防衛課長、第二航空群司令、海上自衛隊幹部候補生学校長、統幕防衛計画部副部長、横須賀地方総監部幕僚長、海上自衛隊幹部学校長などを経て、現在海上幕僚副長。

上記内容は本書刊行時のものです。