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古典から学ぶ アーユルヴェーダ
幸福な人生のために
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年11月15日
- 書店発売日
- 2019年11月1日
- 登録日
- 2019年10月14日
- 最終更新日
- 2024年10月16日
重版情報
2刷 | 出来予定日: 2024-10-25 |
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インド伝統医学=アーユルヴェーダの古典を参照し、その基礎概念や健康増進法、食事、 アンチエイジングのためのハーブなどを日本で活躍するインド人専門医が解説する。 ◉2刷◉ |
紹介
5000年にわたり進化を続けてきたインド伝統医学=アーユルヴェーダ。
その古典籍である『チャラカサンヒター』をひもとき、アーユルヴェー
ダの基礎概念や健康増進法、食事、アンチエイジングの代表的なハーブ
などを、日本で活躍するインド人専門医が解説する。
目次
序 章 なぜアーユルヴェーダか
第一章 アーユルヴェーダの紹介
一、アーユルヴェーダについて /二、アーユルヴェーダの部門/
三、アーユルヴェーダの目的/四、アーユルヴェーダの治療
第二章 日常生活
一、日々の生活が一生の壮健を決める/二、起 床/三、朝の排泄
と洗顔/四、歯磨きと舌の清掃/五、目の健康増進/六、鼻の健康
増進/七、のどの健康増進/八、オイルマッサージ/九、運動/
一〇、入浴
第三章 季節の過ごし方
一、春の養生法/二、夏の養生法/三、秋の養生法/四、冬の養生法
第四章 精神衛生
第五章 体 質
第六章 食 事
一、量について/二、材料の質について/三、調理について/四、
土地について/五、時間について/六、味と健康について/七、食
べ合わせ/八、食物と精神
第七章 基礎概念
一、生命の機能、ドーシャは三種類/二、三つのドーシャがすべて
の原因/三、ドーシャ総論/四、ドーシャおよび属性の関係/五、
ドーシャと季節/六、ダートゥおよび構成要素/七、老廃物(マラ)
/八、アグニとアーマ(消化力と未消化物)/九、スロータス(経路)
第八章 アンチエイジングのための三大薬草―アーマラキー、シャター
ワリー、ブラフミー
1.「アーマラキー」―全身の強壮剤/2.「シャターワリー」―女性
にうれしい強壮剤/ 3.「ブラフミー」―脳の強壮剤
前書きなど
アーユルヴェーダ(yurveda)は、インド亜大陸で生まれました。人々の
健康を守り、病気をなくし、長生きすることを目的とする古代インドの医
学です。
現代の様々な医学や治療法に影響を与えた根本の医学と言っても間違い
ではありません。この医学の中には、生命、人間の健康および病について
の体系的で科学的な知識が豊富にあります。
近年、医学は技術と共に急激に進歩して来ましたが、そこで解決できな
い健康問題や病気は、まだまだ少なくありません。このような現状を踏まえ、
アーユルヴェーダを再度捉え直してみると、そこには現代の私たちや将来
の世代に役立つ、有用な情報が多数書かれていることがわかります。
五千年以上も前の医学ですが、現在でも信用できる現実的で素晴らしい
教えであることから、これを学んだ人は深く感心せずにはいられないでし
ょう。そこには人間が個人として、社会の一員として幸せな生活を送るた
めの食生活や治療法が述べられています。さらには苦しみを減らし、幸福
な生活を送るための人生哲学といったものも含まれているのですが、アー
ユルヴェーダを哲学としてとらえるのは「誤り」だと思います。哲学の国
であるインドが生んだ医学ですから、中に哲学や道徳的な考え方が現れて
きますが、アーユルヴェーダは「医学そのもの」として考える方がよいで
しょう。
最近になって解明されてきた人体の仕組みの定説のいくつかは、以前か
らアーユルヴェーダの中に存在するものです。今になって確定された現代
医学の健康や病気について、重要な見解のいくつかは、アーユルヴェーダ
で大昔から明白に定義されています。
上記内容は本書刊行時のものです。