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宇宙魂に目覚め、自分の魂の星(ふるさと)を旅する
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年9月
- 書店発売日
- 2017年8月30日
- 登録日
- 2017年8月4日
- 最終更新日
- 2017年8月25日
紹介
人間は、思考体(霊)、感情体(魂)、身体の結合体である。このうち、身体は地球で生まれたものだが、思考体と感情体はほとんどが宇宙で生まれており、わたしたちの思考体と感情体のルーツは、宇宙種族ということになる。
なぜ、わたしたちは宇宙魂を忘れてしまったのか。
どのようにしたら宇宙魂に目覚められるのか。
自分の魂は、どの宇宙種族に関係しているのか。
生命の樹とタロットカードを活用した、宇宙への魂の飛ばし方、自分の魂のルーツの探し方、宇宙の歩き方を伝授!
さあ、自分の魂の星(ふるさと)探しの旅へ出よう!
目次
はじめに
第1章 折り重なった宇宙
惑星の借りを返すとは何か
太陽系の外を切り捨ててしまった
階層次元を持つ宇宙
惑星輪廻
第2章 なぜ、わたしたちは宇宙魂を忘れてしまったのか
宇宙とのつながりを切り離し、孤立した地球
キロン、おおもとにあるケンタウルス
第3章 「感情体こそ、自分である」と認識する
霊・魂・魄・身体
身体、感情体、思考体の関係をつかむ
第4章 宇宙へ旅立つ前に、知っておきたいこと
宇宙へは感情体で飛び出す
ツアーの基本コース
宇宙旅行へは、シータ波の脳波で
身体記憶を利用して、既知のイメージに翻訳
結びつきを諦める
感情体を身体感覚から分離する
第5章 さあ、魂の故郷(星)を訪れよう
~生命の樹を使ったツアーコース~
生命の樹のパスとタロットカードを活用する
飛ぶ方法
マルクト=イエソド。21世界
みなみじゅうじ、カノープス…土、火、水、風、心地よいのは?
境域の小守護霊
旅をするには舟が必要
マルクトとのパスは、死んだものを蘇らせる
ホド=マルクト。20審判
アルファード…スティーブン・キング、宮沢賢治、幽霊、恐怖体験
ネツァク=マルクト。18月
シリウスa…ヒーリング、動物好き、エステ、美容院
ホド=イエソド。19太陽
ムルジム…チャネラ、メッセージの伝え手、作曲家、文章家
ネツァク=イエソド。17星
アジェナ、トリマン…転落のアジェナ、回復のトリマン、否定的感情
ネツァク=ホド。16塔
シリウスb…超越的な開放、修験道、爆発、音楽
ホド=ティファレト。15悪魔
ネツァク=ティファレト。13死神
オリオン…創造性、弁財天、宗方三神
アルヘナ…アカシックデータ、遺伝子情報
アクベンス…犠牲、魚、死と再生
ティファレト=イエソド。14節制
アルシオン…消極的、自己管理、グレート・セントラル・サン
ティファレト。センターとしてのアンタレス
ゲブラー=ホド。12吊られた男
スアロキン…霊能者、占い師、分析者、探偵
ケセド=ネツァク。10運命の輪
ラス・アルゲティ…ナチュラル、自然児、豪快
ティファレト=ゲブラー。8正義
ズベン・エル・ゲヌビ…社会正義、裁判所、孤立を恐れない
ティファレト=ケセド。9隠者
メンカル…集団意識、神話、すべてを肯定
ティファレト=ビナー。6恋人
スピカ…文化、芸術、農業、太古の時代
恋人のカードと審判のカードの類似点
ティファレト=コクマー。4皇帝
アルデラミン…創造性、遊び、自由、防衛、紳士的
ティファレト=ケテル。2女教皇
トゥバン…知恵の宝庫、図書館、宇宙の頂点
ゲブラー=ケセド。11力
アルゴル…善悪、欲望、生命力
ビナー=ゲブラー。7戦車
ドゥーベ…芸能、集中、修行、魔物
コクマー=ケセド。5法王
アルフェッカ…他力本願、分不相応
コクマー=ビナー。3女帝
デネブ…学校、攻撃的、強い防衛力
フォーマルハウト…楽園、天国、不思議な国、妖精
ケテル=ビナー。1魔術師
ベガ…脱落、堕落、転落
ケテル=コクマー。0愚者
アルクトゥルス…溶解、無、脱出
第6章 宇宙への旅をより楽しむために
ハイブリッド型存在として
複数の地球
惑星の内部反射
金星的地球は外宇宙との橋渡しになりやすい
1985年の体験
前書きなど
はじめに
宇宙魂(うちゅうだましい)という言葉からすると、対比として考えられるのは地球魂だ。地球もまた宇宙の中のひとつであるから本来は宇宙魂に含まれるのだが、実はここには特殊事情が働いている。わたしたちが住んでいる地球は宇宙から孤立している鎖国状態にあるのだ。
ずっと鎖国状態にあるところに住んでいると、これが普通だと思うので、誰も異常を感じない。魚は水の中で生まれ、ずっとそこに住み続けるので、自分が水の中にいるとは思っていない。自分は空中を自由に飛び回っているのだと感じる。しかし、いったん水の外に出てみると、はじめて今まで自分が水の中にいたことを知るだろうと書いていた人がいた。
多くの人が地球外知性との接触どころか、地球以外に生命がいることさえ疑わしいと思っている。実は、地球は昔はいろいろな宇宙知性と交流をしていて、ある時期から、ぱったりとできなくなってしまったという話などは、いまは亡き大陸書房の書籍の愛読者ならば、普通に受け止めるだろう。
地球はいつから宇宙から孤立するようになったのか。徐々に、日ごとに、坂道を転がり落ちるように、孤立する傾向は深まった。
地球は宇宙から孤立している。と思えば、地球魂と、宇宙魂は違うと言うことができるし、これから宇宙魂を回復させましょうというテーマも成り立つ。
本書は、幽閉された地球世界から、宇宙的な方向に開かれていくためにはどうすればいいのかということを書いてみた。みんな日々の生活に忙しく、目前のことに真剣に取り組むべきで、宇宙的になるなど、どんな実用性があるのかと疑問に思う人もいるだろう。実用的とは、遠いものではない目前の具体的な事柄に役立つということを示した言葉だと思うので、遠い世界を示す宇宙的なものは、どこからどう工夫しても、いつもあきらかに実用的ではない項目に入る。
なので、宇宙的な魂の開発がいったい何の役に立つのか、と問いかけられれば、「それは何の役にも立ちません。とくに目前のことには貢献しないのです」と答えよう。
タロットカードでは、環境から外に飛び出すこと、より大きな世界に開かれていく作用は、0番の番号のつく愚者のカードがあらわしている。愚者は外に出て行くという意味では、この世界の中にある価値観に同一化しない。
外に出て行くという時、みんなは身体が外に出ていくということだけを考える。しかし真に外に出て行くというのは、思考や感情、気持ちが、いままでの環境への同一化から離脱するのだ。
価値観を共にしなくなる。なので、この0愚者は、いままでの環境から見ると、役に立たない無益な人になることを意味する。誰も評価しないような、この世界になんの足しにもならないような人が0愚者だ。実用的でない人こそが、宇宙魂を獲得することができる。
若くてまだ社会に組み込まれていない人、あるいは何かの事情ではずれてしまった人、あるいは老いて、リタイアした人には近づきやすいテーマでもある。つまり本書は、忙しい人には向かない優雅な趣味の本と考えてもいいだろう。
松村 潔
上記内容は本書刊行時のものです。