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みんなの幽体離脱 松村 潔(編著) - アールズ出版
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みんなの幽体離脱 (ミンナノユウタイリダツ)

社会一般
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四六判
448ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-86204-290-3   COPY
ISBN 13
9784862042903   COPY
ISBN 10h
4-86204-290-2   COPY
ISBN 10
4862042902   COPY
出版者記号
86204   COPY
Cコード
C0011  
0:一般 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2017年6月
書店発売日
登録日
2017年6月12日
最終更新日
2017年6月28日
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紹介

松村潔氏の瞑想・体脱に関する講座の受講者たちが中心になって発足したFacebookグループ「変性意識編成会」。
ここに多くの人が体脱や明晰夢などのさまざまな体験談を投稿し、また、変性意識への入り方などのテクニックの情報交換も行われている。
これらの多くの投稿の中から、面白さや不思議さに秀でたものをチョイスして紹介!
幽体離脱、予知夢、シンクロニシティ、異星人、亡霊、リモートビューイング…本当にあった神秘的な体験の数々。
もしかしたらあなたも変性意識に入ったことがあるかもしれない!

目次

Chapter1 幽体離脱
4階の下は3階ではなく…
濃いめの体脱と薄めの体脱
牛の角がぶつかって体脱
自分の体に戻る自分を見た
“電線にからまる”問題
飛行練習

Chapter2 シンクロニシティ&サイキック
未来視と父
音楽とトランス
鍼で変性意識に
私を変えた神秘のエネルギー体験
サイババのオーラ

Chpter3 宇宙人
水の塊のような宇宙人と“統合”
二学年下の男子は金星人
金色のモジモジ君
カタツムリのような目玉の宇宙人

Chapter4 過去生
故郷は音楽の星
過去生は精霊だった¡❓
夢の神殿
生まれた直後の記憶

Chapter5 幻視とリモートビューイング
幾何学模様の世界
超古代サーガ
神々しい動物たちの星に行って
魔術師の庭
ファビアンと一緒に地底世界へ
水晶透視と黒板視

Chapter6 神秘的な夢
3回目の太陽
私が見た予知夢
明晰夢の中のモールにて
夢で見えた知人の交通事故
狐女

Chapter7 恒星探索
三重連星から電話番号を聞かれた
スピカのジャズ
アクルックスの聖家族

Chapter8 わたしの変性意識への入り方
音、水晶、スキー、整体
星や花や波やカキーンという金属音や
チャクラに圧をかける
バリ島の踊り
暗闇と渦とスピード

前書きなど

本書は、facebook内の変性意識編成会というクローズドなコミュニティで、参加した人々が変性(変成)意識について書いたものをまとめたものです。それ以前に、わたしは精神宇宙探索という講座をしていましたが、これは変性意識に入ることで宇宙に飛び出すという趣旨のものでした。トランス状態に入るとか、シータ波の脳波になるとか、日常意識からこの変性意識に入ると、個人としての狭い枠に閉じ込められた意識から拡大してゆき、いつもは見えないものが見えたり、またどこかに飛び出したり、なんでもありの状態になります。
 そもそも人間の構造とは、身体、感情体、思考体の三つの結合でできており、感情体も思考体も、目に見えないものです。休みなく自分は身体的な存在であると畳みかけて納得させないことには、つい感情体も思考体も身体の範囲からはみ出してしまいます。
 古い日本人は、この感情・思考体が、身体からすぐに離れてしまうという癖を持っていました。というのも、そもそも魂や霊というようなものが、著しく狭い範囲にしか存在しない身体に閉じ込められることを好むとは思えないからです。誰もがわざわざ好んで牢獄の中にじっと入っているとは思えません。西洋人は異様に強い物欲を持っているために、魂あるいは感情体は常に身体にはりついており、離れるということはなかったようです。
 わたしたちは身体的存在であり、自分はいま、ここにしかいないと思い込まされていますが、深くリラックスすると、身体的緊張がすぐにほどけてしまい、あちこちの空間、あちこちの時間に散らばってしまいます。
 ごく普通に暮らしている中でも、変性意識に入ることは多い。そして、人それぞれ、この変性意識に入る方法には個性的なものがあり、画一的な手法にこだわる必要はないということでもあり、このいろとりどりの「妙な」やりかたを集めてみたいと思ったのが、変性意識変成会の趣旨でした。
 わたしとしては、できるかぎり変わっていて、できるかぎり笑えるような種類のものを集めたかったのです。わたし個人は高校生の頃は不眠に悩まされ、起きているつもりでも、実はもう半分寝ていて、変性意識に入っていたという体験はおびただしくあります。その時に、硬いはずの壁が薄い布地のカーテンのように揺れていたり、鳴らないはずのピアノが鳴ったり。しかし夢の体験でもなく、奇妙な中間地点にいたという体験です。変性意識は、目覚めと眠りの中間にあるもので、眠りに落ちないで、この薄明の状態を維持できれば、そこで、さまざまな宇宙体験ができるものなのです。
 本書には、変性意識という点で、優れた能力を発揮している人が登場します。でも基本的には、やはり暇であるということは大切なことだと思いました。猫のように暇な暮らしをすると、多くの人は変性意識体験をたくさんするでしょう。

著者プロフィール

松村 潔  (マツムラ キヨシ)  (編著

1953年生まれ。
10代の頃より西洋占星術や古代哲学(ヘレニズム思想)、西洋神秘学に興味を持ち研究を開始、数秘術、エニアグラム、タロット、カバラ、十牛図などにも造詣が深い。
著書に『愛蔵版 サビアン占星術』(学研プラス)、『ボディアストロロジー』(説話社)、『月星座占星術講座』(技術評論社)、『死後を生きる』『精神世界の教科書』『新装版 エーテル体に目覚める本』(アールズ出版)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。