版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
農と土のある暮らしを次世代へ 菅野 正寿(編著) - コモンズ
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

直接取引:なし

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

農と土のある暮らしを次世代へ (ノウトツチノアルクラシヲジセダイエ) 原発事故からの農村の再生 (ゲンパツジコカラノウソンノサイセイ)

自然科学
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:コモンズ
四六判
312ページ
並製
価格 2,300円+税
ISBN
978-4-86187-151-1   COPY
ISBN 13
9784861871511   COPY
ISBN 10h
4-86187-151-4   COPY
ISBN 10
4861871514   COPY
出版者記号
86187   COPY
Cコード
C0061  
0:一般 0:単行本 61:農林業
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年7月
書店発売日
登録日
2018年6月18日
最終更新日
2018年7月30日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2018-09-22 朝日新聞  朝刊
評者: 寺尾紗穂(音楽家、エッセイスト)
MORE
LESS

紹介

原発事故から7年。
福島関連の報道はめっきり減ったが、日本人にとって忘れることはできない。
放射能汚染はどこまで回復したのか、農業と地域はいまどうなっているのか。
農業者に寄り添い、継続して調査・研究しきた研究者たちの地に足がついた論稿。
真の復興とは経済成長依存社会からの脱却であり、農と土の見直しではないだろうか。

目次

第Ⅰ部 福島の農の再生と地域の復興――放射能汚染と向きあって
第1章 土と農のあるくらしが再生の道を拓く      菅野正寿
第2章 農地の放射性セシウム汚染と作物への影響    原田直樹
第3章 いま川と農業用水はどうなっているのか     吉川夏樹
第4章 いま里山はどうなっているのか         金子信博
第5章 東和地区における農業復興の展開と構造     飯塚里恵子
第6章 竹林の再生に向けて              小松崎将一
第7章 安心できる営農技術の組み立てを目指して    横山正
第8章 被災地大学が問われた「知」と「支援」のかたち 石井秀樹
 
第Ⅱ部 農家と科学者の出会いと協働を振り返って
第1章 農家と研究者の協働による調査の最前線に立って  武藤正敏
第2章 <座談会>道の駅ふくしま東和で原発災害復興の1~2年を語る
第3章 南相馬市小高区で有機稲作を続ける        根本洸一
第4章 試練を乗り越えて水田の作付けを広げる      奥村健郎
第5章 全村避難から農のある村づくりの再開へ      長正増夫

第Ⅲ部 農家と共に歩んだ研究者・野中昌法
第1章 野中昌法の仕事の意義                   中島紀一
第2章 「農」の視点、総合農学としての有機農業の必然性について  野中昌法
第3章 有機農業とトランスサイエンス――科学者と農家の役割    野中昌法
第4章 科学者の責任と倫理                    野中昌法
第5章 <書評>『農と言える日本人――福島発・農業の復興へ』   守友裕一

著者プロフィール

菅野 正寿  (スゲノ セイジ)  (編著

有機農業者。前・福島県有機農業ネットワーク代表。
水田3ha 雨よけトマト14a 野菜・雑穀2ha 農産加工(餅、おこわ、弁当)、農家民宿による複合経営。
共編著『放射能に克つ農の営み』(コモンズ、2012年)、『脱原発社会を創る30人の提言』(コモンズ、2011年)など。

原田 直樹  (ハラダ ナオキ)  (編著

新潟大学農学部教授。
共著『BISHAMONの軌跡Ⅱ~福島支援5年間の記録~』(新潟日報事業社)、『土壌微生物学』(朝倉書店)など。

上記内容は本書刊行時のものです。