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在庫あり
取引情報
取引取次:
ト|ニ|地方小
直接取引:あり(その他)
「石」に救われる―石の書─
A5判
縦210mm
横148mm
厚さ12mm
重さ 240g
276ページ
並製
価格
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年12月12日
- 書店発売日
- 2024年12月23日
- 登録日
- 2024年12月13日
- 最終更新日
- 2025年1月7日
紹介
古今東西こんなにも「石」に惹かれる人がいる……
なぜ、それほどまでに「石」に惹かれるのか?!
川原や山、道端の石に魅せられ、石に関する本を求める。
そして、自らも石についての深い想いをつづる。
本書は、これまでに発表した石のエッセイを再編集してまとめたもの。
目次
目 次
はじめに/第一章 石の黙示録/第二章 「石想記」構想/第三章 自分の石/第四章 川原の石/第五章 石と人/第六章 日常生活の中の石/第七章 石と本(一)/第八章 石と本(二)/第九章 石に学ぶ─「石の本」を探し求めて─/第一〇章 磐座の本/第一一章 石の夢/おわりに
前書きなど
なぜ私は、「石」に特別な関心を寄せるようになったのであろうか。それは、「存在の不安」に根ざしているのではないだろうか、と思っている。(中略) たまたま立ち寄った「石」の盆栽とも言える「水石展」で、形容しがたい石の自然美と沈黙、そして多様な形態を備えた不動の、静寂の中の、小さいが堂々とした存在に、なぜか心魅かれる思いがしたのである。「石と在る」、「石に学ぶ」ことで、不安が少なくなるように感じられたのである。「石で変わる」ことができそうであった。(中略) 石についての随筆を執筆することが生きがいを与えてくれている。石が、黙って存在の意味を教えてくれているのである。(本文「石の黙示録」より抜粋
上記内容は本書刊行時のものです。