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在庫僅少
取引情報
取引取次:
ト|ニ|地方小
直接取引:あり(その他)
問いかける陽明学 中江藤樹・熊沢蕃山・山田方谷
A5判
縦216mm
横154mm
厚さ15mm
重さ 500g
248ページ
上製
価格
2,700円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫僅少
- 初版年月日
- 2024年8月8日
- 書店発売日
- 2024年8月22日
- 登録日
- 2024年7月25日
- 最終更新日
- 2025年1月7日
紹介
封建制という身分社会の中で人間の本質的平等を主張し、
「道徳」に基づく人間・政治・社会を追究したことに
3人の共通点を見い出す!
山田方谷の思想についての講演・講義のご依頼をいただき、方谷について少しく調べていました。方谷の思想はなかなか奥深いものがあります。
方谷は、中江藤樹、熊沢蕃山と同様、王陽明に学びながら深い内省を経て、人間の本質的平等を説いています。この三人は、身分社会の中で、それぞれの仕方で、道徳に基づく人間と社会を求めました。
彼らの思想は、甚だしく状況の異なる現代のわれわれに対しても、とりわけ、時に名利の欲に傾くわれわれに対して、強い訴求力をもって問いかけていると思われるのです。(「あとがき」より抜粋)
目次
目次
一章 儒教における孝の精神 閑谷学校の原点
二章 原型としての中江藤樹
三章 後の君子を俟つ熊沢蕃山
四章 草野の人山田方谷
補説 陽明学の近世日本における展開
附論 備前心学をめぐる儒仏論争
上記内容は本書刊行時のものです。