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あかはまが池 不思議伝説 佐吉と摩耶 𡈽野 美惠子(文・絵) - 吉備人出版 【利用可】
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在庫あり
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取引取次:
ト｜ニ｜地方小
直接取引:あり(その他)
あかはまが池 不思議伝説 佐吉と摩耶
B5横判
縦188mm
横263mm
厚さ7mm
34ページ
上製
価格
1,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年8月26日
- 書店発売日
- 2024年9月3日
- 登録日
- 2024年8月22日
- 最終更新日
- 2024年9月27日
紹介
岡山県総社市の鬼ノ城周辺に伝わっていた物語が絵本に─。
村人の佐吉は、透き通るような白い肌、切れ長の大きな目、青味を帯びた豊かな黒髪をした女性・摩耶を嫁にした。
ところが摩耶は、毎夜家を抜け出し出かけて行く。ある夜、佐吉が後を着けると、本当の妻の姿が明らかに…。
前書きなど
私の故郷は、岡山県は総社市の山奥、現在は限界集落となっている小さな村です。実は、この話は、かれこれ七十年近くも前、私が幼い頃、母方の祖母から語り聞かされたもので、おそらく、総社市周辺地域に語り継がれてきた伝説だと思われます。
岡山は「晴れの国」と言われ、雨が少ない分、溜池が人々の生活を支え、故に、それを大切に守ってきたという経緯も、こうした話が語り継がれてきた要因の一つではないでしょうか。
その奇異で不思議で、何とも切ないこの話は、幼かった私の心に刻印され、古希を過ぎた今も、鮮やかにその片隅に残っています。
（「あとがき」より抜粋）
上記内容は本書刊行時のものです。
