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ディケンズ全集 オリヴァー・トゥイスト 田辺洋子(翻訳) - 萌書房
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ディケンズ全集 オリヴァー・トゥイスト (ディケンズゼンシュウオリヴァートゥイスト)

全集
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発行:萌書房
A5判
縦210mm 横153mm 厚さ28mm
重さ 740g
518ページ
定価 6,000円+税
ISBN
978-4-86065-170-1   COPY
ISBN 13
9784860651701   COPY
ISBN 10h
4-86065-170-7   COPY
ISBN 10
4860651707   COPY
出版者記号
86065   COPY
Cコード
C0397  
0:一般 3:全集・双書 97:外国文学小説
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年6月10日
書店発売日
登録日
2024年5月13日
最終更新日
2024年5月13日
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紹介

出生の秘密を持つ孤児オリヴァー・トゥイストが、教区吏バンブルによる非人間的扱いや,売られた先の葬儀屋での先輩・同僚によるいじめ,またユダヤ人フェイギン率いる少年窃盗団に無理矢理取り込まれるなど,さまざまの困難に遭いつつも,純粋な心を失わず,やがては亡き父の親友にしてスリに被害者だったブラウンロー氏と幸せに暮らすこととなる,波乱万丈の成長譚。ディケンズの出世作にして,今日もなお映画や演劇に翻案されるなど最も親しまれている作品一つ。

目次

第一章 オリヴァー・トゥイストが生まれた場所、並びに彼の誕生に纏わる状況を扱うの章
第二章 オリヴァー・トゥイストの成長、教育、賄いを扱うの章
第三章 如何にオリヴァー・トゥイストはすんでに、油を売る暇だけはなかったろうクチにありつきそうになるか審らかにさるの章
第四章 オリヴァーは別のクチを見繕われ、初めて世の中渡り始める
第五章 オリヴァーは新たな仲間と交わる。初めて葬儀なるものに参列し、親方の生業におよそ好もしからざる印象を抱く
第六章 オリヴァーはノアのおひゃらかしに業を煮やし、叛旗を翻すことにて奴の度胆を抜く
第七章 オリヴァーは相変わらず利かん坊を極め込む
第八章 オリヴァーはロンドンへ徒で向かう。道中、妙ちきりんな手合いの若き殿方と出会す
第九章 愉快な御老体と前途洋々たる門徒方に纏わるさらなる詳細込みの
第十章 オリヴァーは新たな仲間の気っ風にいよよ通じ、めっぽう値の張る身銭を切ってイタい灸を据えられる。当該冒険譚において
短い、ながらも肝要極まりなき章
第十一章 警察裁判所判事ファング氏を扱い、氏が法の鉄鎚を下すやり口のささやかなお手並を披露するの章
第十二章 オリヴァーは生まれてこの方なかったほど手篤く扱われる。冒険譚は今一度、陽気な御老体と幼気な馴染み方に立ち返る
第十三章 一人ならざる新たな知己が才気煥発たる読者に紹介さる。連中がらみで、当該冒険譚に纏わらぬでもなき色取り取りの愉快なネタが審らかにさる
第十四章 ブラウンロー氏の屋敷におけるオリヴァーの滞在のさらなる詳細込みの。彼が遣いにやらされし折、グリムウィッグ氏なる人物がオリヴァーがらみで口にせし瞠目的八卦と併せて
第十五章 如何ほど陽気な老いぼれユダヤ人とナンシー嬢がオリヴァー・トゥイストのことを目の中に入れても痛くないほど気に入っておいでか審らかにさるの章
第十六章 ナンシーによりて身柄を引き取られし後オリヴァー・トゥイストの身に何が降り懸かりしか物語るの章
第十七章 オリヴァーの命運は相変わらず剣呑にて、さる傑人が上京し、彼の面目が丸つぶれとなる
第十八章 如何にオリヴァーが誉れ高き馴染み方の薫陶宜しく時を過ごせしか
第十九章 さる特筆すべき謀が論じ、決せらるの章
第二十章 オリヴァーはウィリアム・サイクス氏の手に委ねらる
第二十一章 遠  出
第二十二章 押込み
第二十三章 バンブル氏とさる御婦人との間の愉快なやり取りのあらまし込みの。かくて教区吏とて人の子、某かの点においては絆され易きやもしれぬ旨、審らかにさるの章
第二十四章 お粗末極まりなきネタを扱うの章。されど短いそいつにして、当該冒険譚にては肝心要と相成るやもしれぬ
第二十五章 当該冒険譚はここにてまたもやフェイギン氏とその一味に立ち返る
第二十六章 舞台に謎の人物が登場し、当該冒険譚とは切っても切れぬ仲にある幾多の所業が成し遂げらるの章
第二十七章 さる御婦人を遠慮会釈もへったくれもなく打っちゃらかせし先の章の無礼を贖うの章
第二十八章 オリヴァーの消息を尋ね、彼の冒険譚を仕切り直すの章
第二十九章 オリヴァーが助けを求めし屋敷の住人方の御高誼に与るの章
第三十章 オリヴァーの新たな面会人方が彼を如何様に思し召すか審らかにさるの章
第三十一章 伸るか反るか
第三十二章 オリヴァーが心優しき馴染み方と送り始めた幸せな生活に纏わるの章
第三十三章 オリヴァーと馴染み方との幸ひにいきなり待ったがかかるの章
第三十四章 今や晴れて舞台に登場す若き殿方に纏わるお披露目の詳細某か、並びにオリヴァーの身に降り懸かりし新たな椿事込みの
第三十五章 オリヴァーを見舞った椿事の不如意千万な顚末、並びにハリー・メイリーとローズとの間で交わされし軽々ならざる会話
第三十六章 めっぽう短い章。してこの場にてはさして取るに足らぬように見えるやもしれぬ。が、にもかかわらず、前章の続き、並びに時満てばお目見得しよう章の手がかりとして読まれたし
第三十七章 当該章にて読者諸兄は婚姻の事例においては珍しくもなき対蹠を目の当たりにするやもしれぬ
第三十八章 深夜の会見においてバンブル夫妻とモンクス氏との間で何が出来せしか詳細込みの
第三十九章 読者諸兄が早御高誼に与っている人品卑しからざる方々に改めて御登場願い、如何にモンクスとユダヤ人が奇特な額を寄せ合いしか審らかにさるの章
第四十章 前章の続篇たる奇しき会見
第四十一章 新たな発見込みの。泣きっ面にハチの向こうを張り、オドロ木モモの木サンショの木たることを証すの章
第四十二章 オリヴァーのさる古馴染みが天賦の才を如何なく発揮し、都大路にて公人となるの章
第四十三章 狡っこけの躱し屋が如何様に難儀に陥りしか審らかにさるの章
第四十四章 ナンシーはローズ・メイリーへの誓いを全うす刻来るも、思いを果たせぬ
第四十五章 ノア・クレイポール、フェイギンによりて密使に立てらる
第四十六章 果たされし約言
第四十七章 致命的結末
第四十八章 サイクスの高飛び
第四十九章 モンクスとブラウンロー氏、終に相見ゆ。二人の会話。そいつに水を差す報せ
第五十章 追跡と逃亡
第五十一章 一つならざる謎の種が明かされるの章。贈与財産がらみにせよ小遣い銭がらみにせよ一言の約言もなきプロポーズ込みの
第五十二章 フェイギンの今生最期の晩
第五十三章 かくて幕切れ

著者プロフィール

田辺洋子  (タナベヨウコ)  (翻訳

1955年広島県に生まれる(現在,広島経済大学教授),1999年広島大学より博士(文学)号授与。【著書】『「大いなる遺産」研究』(広島経済大学研究双書第12冊,1994年),『ディケンズ後期四作品研究』(こびあん書房,1999年)。【訳書】(チャールズ・ディケンズの主要作品)『互いの友』上・下(こびあん書房,1996年),『ドンビー父子』上・下(同,2000年),『ニコラス・ニクルビー』上・下(同,2001年),『ピクウィック・ペーパーズ』上・下(あぽろん社,2002年),『リトル・ドリット』上・下(同,2004年),『デイヴィッド・コパフィールド』上・下(同,2006年),『荒涼館』上・下(同,2007年),『骨董屋』(同,2008年),『大いなる遺産』(溪水社,2011年),『クリスマス・ストーリーズ』(同,2011年),『クリスマス・ブックス』(同,2012年),『逍遥の旅人』(同,2013年)等

上記内容は本書刊行時のものです。