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四万十の流れのように生きて死ぬ 小笠原望(著/文) - 清流出版
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四万十の流れのように生きて死ぬ (シマントノナガレノヨウニイキテシヌ) いのちの終わりを自然に受け入れるためのヒント(後サブ) (イノチノオワリヲシゼンニウケイレルタメノヒント)

文芸
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発行:清流出版
四六判
224ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-86029-506-6   COPY
ISBN 13
9784860295066   COPY
ISBN 10h
4-86029-506-4   COPY
ISBN 10
4860295064   COPY
出版者記号
86029   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年4月13日
最終更新日
2021年4月20日
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紹介

死ぬときは優しい医者にあいたいね
がん、認知症、介護、在宅医療、看取り……
病を包み込み、老いと向き合う「田舎医者」のあたたかなまなざし。
渾身の書き下ろし!

目次

はじめに 




第一章 簡単に死なせてくれない
 
今は簡単に死なせてくれない時代 

何もしないことは何かするより難しい

「いい仕舞い」―四万十の言葉― 

最期は自分で決めたらいい 

死への流れに乗るとは? 

川は流れ、舞台は回る 



第二章 痛みに寄り添って 

「死にたい気持ちはありますか」

癌、認知症について知る 

うつについて知る

終末期の癌について知る 

終末期の認知症について知る 

終末期のうつについて知る 

「長生きだけでいいのでしょうか」

「長生きだけでいいのでしょうか」続き 



第三章 介護と家族
ぼくが患者さんの通夜、葬儀に行く理由 

看取りの介護にはそれまでの関係性が 

手抜きの介護 

疲れたら優しくなれません 

認知症介護の基本 

介護はノリでやろう 

介護はきれいごとではない 

介護される時の心得 



第四章なじみの場所で
痛まず、苦しまず、最期まで食べて、なじみのなかで

家に帰ると痛みがなくなる癌患者さん 

患者さんの「物語」を聞こう 

ユーモアも会話なら、沈黙も会話 

笑いの効用 

なんとかなることはなんとかなる どうしようもないことはどうしようもない 

不安なこころとの付き合い方 

老いと向き合う 



第五章 看取りと仕舞い
 
看取りは自分の仕舞いの予行演習 

「大丈夫」は大切な言葉 

終末期の薬との付き合い―在宅医療において― 

在宅医療での医者との接し方

在宅医療のすすめ 

在宅死は最高のぜいたく 

人工呼吸器について考える 



第六章 自然の中で生きて

健康はこころとからだの両輪で 

年齢で変わる、こころもからだも 

認めれば、からだもこころも平穏に 

四万十に来て変わった、人生の感じ方 

ひとのいのちも自然のなかのもの 

死ぬまで生きる 

著者プロフィール

小笠原望  (オガザワラノゾミ)  (著/文

1951年高知県土佐市生まれ。76年弘前大学医学部卒業。高松赤十字病院などを経て97年大野内科(四万十市)勤務。2000年同院長、2018年同理事長就任。外来診療に加え、かかりつけ医として在宅医療で地域医療を支える。「四万十のゲリラ医者」として活動している。患者だけでなく、地域住民を対象に2010年からはじめた「健康教室」が人気で、すでに開催100回を超えた。趣味は川柳で受賞歴多数。著書に『診療所の窓辺から』(ナカニシヤ出版)、『いのちの仕舞い―四万十のゲリラ医者走る!』(春陽堂書店)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。