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女も男も144号 アンペイド・ケアワーク
学校ではどのように取り上げてきたか
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2024年12月20日
- 登録日
- 2024年12月2日
- 最終更新日
- 2024年12月10日
紹介
近年、男性のアンペイドワーク時間が増加しているものの、依然として女性に大きく偏っています。
本号では、「人間の必要」、生活時間、年金制度やペイドワークとの関係などの視点から、アンペイドワークのジェンダー不平等がもたらす問題点を探ります。とりわけ、学校ではアンペイドワークをどのように取り上げてきたのか、授業実践を紹介します。
目次
PART 1 アンペイドワークとケア
アンペイドワーク再考
──人間の必要から考える
藤原 千沙(法政大学大原社会問題研究所教授)
そろそろ「イクメン」やめませんか
──子育てというケアとイクメンの男らしさ
巽 真理子(大阪公立大学客員准教授)
生活時間からみた子育て世代の生活
二方 龍紀(常磐大学人間科学部現代社会学科准教授)
年金制度と無償のケア労働の評価
丸山 桂(上智大学総合人間科学部教授)
PART 2 学校教育でアンペイド・ケアワークを取り上げる
【座談会】「労働教育とジェンダー」のとりくみの中で
古田 典子(両性研助言者・弁護士)、久木田 絹代(元中学校教員)、菊池 ゆかり(日教組女性部長)
〈教育実践①〉家の仕事について考えよう(学級活動、小学校)
藤森 富美子(山梨県公立小学校教員)
〈教育実践②〉性別に関係なく、すべての人が安心して働くために(総合、中学校)
田中 節子(滋賀県公立中学校教員)
〈教育実践③〉アンペイドワークを負担すると(社会科、中学校)
升野 伸子(昭和女子大学教授)
〈教育実践④〉母の労働を綴る(日本語、中学校)
久木田 絹代(元公立中学校教員)
〈教育実践⑤〉「生活時間」を教材として(家庭科、中学校)
中山 節子(千葉大学教育学部准教授)
PART 3 家事・介護労働者、ベビーシッターのいま
家事労働者に初の過労死認定……80
──「定額使い放題労働」に反転の兆し
竹信 三恵子(ジャーナリスト)
●アンペイドワーク、ケアについて より知るためのブックガイド
上記内容は本書刊行時のものです。