書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
取引情報
悲しみと共に歩いた先に見えた光
続シングル父さん子育て奮闘記
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2025年11月10日
- 書店発売日
- 2025年11月10日
- 登録日
- 2025年10月22日
- 最終更新日
- 2025年11月5日
紹介
妻45歳、幼き子ども3人を残して逝く。育児、子育て、料理・洗濯・掃除・・・男の闘いが始まった。
あれから16年、子どもたちが次々に巣立っていく。
男の闘いは終わりを迎えつつある。
この闘いの日々を感動的に綴った『シングル父さん子育て奮闘記』の続編。
目次
《目次》
始まりは悲しみとともに
シナモントーストを食べたかったのか/生きるも日常、死ぬも日常/保険金出せば終わりなんですか?/すべてを振り返って想うこと、思うこと
10年目の主夫~息子たちの成長を実感する。加えて自分も~
変わらぬ元旦の光景/雄祐の反抗と変身/確実に成長したことを実感/手抜きされた次男?/いつの間にか私は母親に/三男孝太の成長/母親の記憶がない末っ子/ピアスだって? 女友達だって?/おばあちゃんの匂いのする枕を捨てないで!/おばあちゃん以外に誰がいるの?/悩んだ次男と三男/入院で確認した兄弟の成長/いつも考える。フミコだったら……/ありがとうお父さん……/孝太の反発 /長男の結婚/多様な家族の形
グリーフケア・出版~新たな展開が待っていた~
大学非常勤講師に就任/身体と心がバラバラ/喜怒哀楽の形は家族の数だけある/自らの体験こそ訴える力がある/私の経験が本になる?/NPO法人創設、ベスト・ファーザー賞?/ブログを続けた意味/次々に起きる想定外のこと/また起きた「まさか」なこと。こんどはCM!/コロナ禍の中で/広がる輪/家事に終わりなし/子育ては親育て/グリーフケアとの出会い/制度の壁/離別と死別。シングルファーザーはひとつではない/悲しみとブログと/世の中が追いついてきた
希望をもって、明日を信じて
主夫経験が大学生の卒論対象に?/時に空虚に響く励ましの言葉/ひとり親の雇用がCSRになる/父子家庭の雇用を守る/トップの考え方ひとつで企業風土は変わる/リアリティのある発信が私の活動のキモ/大丈夫の言葉が必要だった/家事も仕事も同じ/もし子どもがいなかったら……
完成できなかった「家族のパズル」
巣立つ日近づく? 雄祐の青春、蔵馬の就職//お父さん弁当ありがとう。それぞれの旅立ち/お父さん、オレの話をもっと聴いてよ!/もっとふたりの時間をとればよかったね/感謝の言葉、今でしょ!/15年前のフミコからの手紙
人間万事塞翁が馬~父子家庭とともに歩んだ10年~
クラファンやるぞ! ところが怪我/報告書のつもりが市販の本に!/父子家庭は埋もれたままの存在だった/人間万事塞翁が馬/ドキュメンタリー番組に出演/まさかのMCにびっくり/孝太からの手紙/シングルファーザーの現実/父子家庭の支援/子どもたちのグリーフケア/悲しみの中から見つけたもの/「悲しみと共に歩く」/「ただ、代わりにやっているだけ」/そして寡夫になる/父と母、2つの顔を持つ私/2冊目はいつ?/死別父子家庭のリアルと、両性を持つ父親の物語/ここからが私の人生の本当の始まり/夢果てしなく
前書きなど
2009年2月3日、妻フミコ45歳の誕生日。彼女はガンを宣告され余命数か月と告げられた。数か月どころではない。それからわずか12日後、妻は逝った。2歳、6歳、11歳の3人の息子を遺して……。
悲しんでいるヒマはなかった。私は「明日を生きる」ために行動を起こさなければならなかった。私の闘いが始まった。
10年後の2019年1月、それまでの体験を『シングル父さん子育て奮闘記』(ぱるす出版)を出版した。珍しさも手伝って、地元の京都新聞ほか様々なメディアに取り上げられた。全国各地からの講演依頼も数多くあった。
私のシングルファーザーとしての経験は、同じ境遇にある方々や、私と同じような状況にある社員に対処するための参考事例として、さらに大学関係者の研究対象として、注目された。
自分の経験を広く役立てたいと、私は仲間とNPO法人「京都いえのこと勉強会」を立ち上げた。幸い、多くの方の御支援をいただいた。評価は様々あると思うが、私は、一定の目的は達したと判断し、今年2025年3月31日、10年間の活動に終止符をうった。
この間、
「子育てのその後はどうなったのか」
「子どもがどう育ったのか知りたい」
という声が多く寄せられた。家族の実態をさらすことになるので、迷ったが、人々の役に立つのなら、と思い、続編を書くこととした。
前作もそうだが、本書の基となったのは、今も書き続けている、日常を綴った私のブログだ。そのため人によっては、
「こんな他愛もないものを……」
と思われるかもしれない。しかし、一つでも二つでも、お役に立てるものがあるはず、と私は確信している。
本書の主な登場人物は、前作と同じ、私、妻フミコ、長男・蔵馬、次男・雄祐、三男・孝太だ。息子たちの成長と、そして私の「成長」の度合いがよりわかりやすくなるよう、大項目内ではできるだけ年を追って綴っていくことにした。
そのほうが、私の生活や私自身の心の変化がわかっていただけると思うからである。勢い、同じような出来事の繰り返しや、私の同じ言葉の繰り返しがあるだろう。同じ出来事でも、そこに登場する人間(つまり私及び息子たちだが)の対応、反応、所作が違う。そこに私たちの「成長」を感じ取ってもらえるはずだと思っている。
版元から一言
母子家庭に比べて、注目を集めることがない父子家庭の苦悩と闘いの日々を、淡々と感動的に綴った書!
上記内容は本書刊行時のものです。
