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良き習慣が創った私の人生
85歳の現役社会教育家が歩んだ道
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2021年9月30日
- 登録日
- 2021年9月9日
- 最終更新日
- 2021年11月5日
書評掲載情報
2021-11-01 |
致知
2021年12月号 評者: 致知編集部 |
2021-10-19 | 夕刊フジ |
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紹介
「私は良き習慣の奴隷である」と公言する著者が歩んできた充実人生のための考え方と生き方を明らかにする。
85歳の現役社会教育家が、自らの歩みきたりし道を書き下ろし。
日本経済新聞社、日経マグロウヒル社(現日経BP社)で一貫して販売部門を担当。
とくに日経ビジネス創刊の際の販売体制を構築したことで、一躍注目を浴びた。
敗戦による引き揚げから講師No.1と評価されるまでに至った道程を詳らかにする。
目次
序章 心構えが「引き」と「運」を引き寄せた
第一章 苦しかったあの頃だが~引き揚げから高校まで~
第二章 東京教育大学時代をどう過ごしたのか
第三章 販売現場で学んだ日経駆け出し時代
第四章 営業最前線10年、そして日経BP社
第五章 独立後の私の行き方
第六章 私を最初から支えてくれた方々
終章 なぜ本書を著したのか
前書きなど
良い習慣に徹したおかげで多くの人の「引き」をいただいた~「あとがき」より抜粋~
私は小さい時から父にしつけられ、「良い習慣の奴隷」ともいうべき人生を歩んできました。その結果、私の周りには人間的に良い方々が多く集まり、生きていく上で私はどれだけ助けられたか計り知れません。
私は真面目な性格だけが取り柄で、勤勉・正直・感謝の念に徹すると以外に人様に勝るものはありません。しかしながら、良い習慣に徹してきたことで、周りの人々からの「引き」をいただき、分相応以上の人生を送ることができています。
「類は友を呼ぶ」と言いますが、私は期せずして良い友人知人の形成に恵まれたのだと思います。このことから人間が成長していく上で、できるだけ良い習慣を身につけることが大切であると心から信じています。
私の講演は「積極的に生きる」のテーマで、主要な部分は同じ内容の話を繰り返し行ってきました。しかも毎回、全身全霊で汗びっしょりになりながらです。
ある人から「そんなに同じ話をして飽きませんか」と訊かれたことがあります。その人は何事も継続して一所懸命になさった経験のない人ではないでしょうか。
1回1回の仕事に全力で臨んでいる場合は、たとえ全く同じことでも初めてやるような気持ちになりますから、飽きることなどありえません。講演が終わって楽屋に戻ると、「あぁ、今日はあの部分がダメだったなぁ」と反省することしきりです。これでいいと満足したことは一度もありません。
85歳の私はこれからも公開講演会では、同じ講演を初めてするような気持ちで心を込めてさせていただきます。この2年間はコロナ禍のせいで公開講演を中止せざるを得ない状況にありますが、その事態も間もなく収束し、また普通の講演ができるようになると思います。
本書には、これまでの拙著で触れたことも含まれていますが、私の半生記を一貫して記したのはこれが初めてです。
版元から一言
人生100年時代の生き方、組織に頼らない生き方、終身現役を目指している人、販売・営業に従事する人必読!
上記内容は本書刊行時のものです。