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敵対から協力へ レ・ケ・ソン(著/文) - 梨の木舎
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敵対から協力へ (テキタイカラキョウリョクヘ) ベトナム戦争と枯れ葉剤被害 (ベトナムセンソウトカレハザイヒガイ)

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発行:梨の木舎
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ17mm
重さ 412g
284ページ
価格 2,800円+税
ISBN
978-4-8166-2205-2   COPY
ISBN 13
9784816622052   COPY
ISBN 10h
4-8166-2205-5   COPY
ISBN 10
4816622055   COPY
出版者記号
8166   COPY
Cコード
C0030  
0:一般 0:単行本 30:社会科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年8月10日
書店発売日
登録日
2022年7月26日
最終更新日
2023年10月10日
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紹介

戦争は最大の環境破壊だ!

戦争終結47年後の今もエージェントオレンジ/ダイオキシンは
人と自然を破壊し続けている。
絶望的な脅威に向き合ったかつての敵2人の研究者が、世界へ発信する。
ウクライナ戦争のいまだからこそ私たちが知っておくべきこと。

1961年8月10日 枯葉作戦始まる1975年ベトナム戦争終了したが、ベトナムにはエージ
ェントオレンジにより傷ついた人々と大地が残された。2007年2月(戦争終了後32年目)
ベトナム人とアメリカ人による市民委員会「エージェントオレン/ダイオキシンに関するアメリカ・ベトナム対話グループが結成され、解決への大きな一歩を踏み出した。
本書はダイオキシン汚染の実態、被害者の現実、染色体損傷、森林破壊の影響、アメリカとアメリカ人のかかわり、被害者に必要な支援など。

目次

本書を故ヴォー・クイ教授に捧ぐ
日本の読者への手紙   レ・ケ・ソン
日本語版の読者のみなさまへ   チャールズ・R・ベイリー

著者紹介
序文:戦争の痛手

エッセイ:私たちはいかにしてここにたどり着いたか、そして次の目標は何か

1章 :南ベトナムでは今もなおダイオキシン汚染が存在しているのか
2章 :エージェントオレンジ/ダイオキシンに誰が曝露したのか。また、ベトナム
   にはエージェントオレンジ被害者はどのくらいいるのか
3章 :ダイオキシンへの曝露は先天性欠損症と生殖障がいをもたらすのか
4章 :森林の生態はエージェントオレンジの撒布による影響から回復したか
5章 :アメリカ人はエージェントオレンジについて何を知り、どのように支援するつもりなのか
6章 :ベトナムはエージェントオレンジ被害者のために何をしているか
7章 :アメリカはこれまで何をしてきたのか
8章 :エージェントオレンジ被害者には何が必要か
9章 :エージェントオレンジの問題はアメリカもしくは他の地域の裁判所で解決
できるのか
10章:エージェントオレンジをめぐる2国間関係は時間とともにどのように変化し、
今日の状況はどうなっているのか
終章:エージェントオレンジの未来

謝辞
附録 1:ダイオキシンとは ?
附録 2:エージェントオレンジ/ダイオキシンに関するベトナム政府の最近の科学研究(2011~2015年)
附録 3:フォード財団助成金受領者:ベトナム・エージェントオレンジ/ダイオキシン・プログラム(2000~2011年)
附録 4:エージェントオレンジの55年:重要な声明、決定および出来事の年表(1961~2016年)
訳者あとがき

著者プロフィール

レ・ケ・ソン  (レ ケ ソン)  (著/文

レ・ケ・ソン(Le Ke Son)
1954年ベトナム生まれ。陸軍医科大学卒業後、医学博士号(毒学)を取得。2004年から2014年まで、天然資源環境省33委員会事務局長として戦争遺産処理の一番大事な時に、ダイオキシン汚染対策や被害者救援対策などに奔走。環境保護の国家管理に努め、国と人民に奉仕した。主な著作:『ベトナムのホットエリアにおけるダイオキシン汚染』(ベトナム語)、など多数。

チャールズ・R・ベイリー  (チャールズ アール ベイリー)  (著/文

チャールズ・R・ベイリー(Charles R. Bailey)
1945年生まれ。プリンストン大学卒業後、コーネル大学で博士号取得(農業経済学)。その後フォード財団駐在員として、バングラデシュ、インド、ネパール、スリランカで活躍。特にベトナムではレ・ケ・ソン氏とタッグを組んで、ダイオキシン除染の実現とエージェントオレンジに起因する枯れ葉剤障がい者支援に奔走。専門分野は公共政策。主な論文:“Delivering Services to People with Disabilities Associated with Exposure to Dioxin in Vietnam,” June 2, 2014, The Aspen Institute など。

上記内容は本書刊行時のものです。