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敵対から協力へ
ベトナム戦争と枯れ葉剤被害
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2022年8月10日
- 書店発売日
- 2022年8月10日
- 登録日
- 2022年7月26日
- 最終更新日
- 2023年10月10日
紹介
戦争は最大の環境破壊だ!
戦争終結47年後の今もエージェントオレンジ/ダイオキシンは
人と自然を破壊し続けている。
絶望的な脅威に向き合ったかつての敵2人の研究者が、世界へ発信する。
ウクライナ戦争のいまだからこそ私たちが知っておくべきこと。
1961年8月10日 枯葉作戦始まる1975年ベトナム戦争終了したが、ベトナムにはエージ
ェントオレンジにより傷ついた人々と大地が残された。2007年2月(戦争終了後32年目)
ベトナム人とアメリカ人による市民委員会「エージェントオレン/ダイオキシンに関するアメリカ・ベトナム対話グループが結成され、解決への大きな一歩を踏み出した。
本書はダイオキシン汚染の実態、被害者の現実、染色体損傷、森林破壊の影響、アメリカとアメリカ人のかかわり、被害者に必要な支援など。
目次
本書を故ヴォー・クイ教授に捧ぐ
日本の読者への手紙 レ・ケ・ソン
日本語版の読者のみなさまへ チャールズ・R・ベイリー
著者紹介
序文:戦争の痛手
エッセイ:私たちはいかにしてここにたどり着いたか、そして次の目標は何か
1章 :南ベトナムでは今もなおダイオキシン汚染が存在しているのか
2章 :エージェントオレンジ/ダイオキシンに誰が曝露したのか。また、ベトナム
にはエージェントオレンジ被害者はどのくらいいるのか
3章 :ダイオキシンへの曝露は先天性欠損症と生殖障がいをもたらすのか
4章 :森林の生態はエージェントオレンジの撒布による影響から回復したか
5章 :アメリカ人はエージェントオレンジについて何を知り、どのように支援するつもりなのか
6章 :ベトナムはエージェントオレンジ被害者のために何をしているか
7章 :アメリカはこれまで何をしてきたのか
8章 :エージェントオレンジ被害者には何が必要か
9章 :エージェントオレンジの問題はアメリカもしくは他の地域の裁判所で解決
できるのか
10章:エージェントオレンジをめぐる2国間関係は時間とともにどのように変化し、
今日の状況はどうなっているのか
終章:エージェントオレンジの未来
謝辞
附録 1:ダイオキシンとは ?
附録 2:エージェントオレンジ/ダイオキシンに関するベトナム政府の最近の科学研究(2011~2015年)
附録 3:フォード財団助成金受領者:ベトナム・エージェントオレンジ/ダイオキシン・プログラム(2000~2011年)
附録 4:エージェントオレンジの55年:重要な声明、決定および出来事の年表(1961~2016年)
訳者あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。