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記憶の戦争 橋本 伸也(著) - 名古屋大学出版会
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記憶の戦争 (キオクノセンソウ) 「ホロコースト」の呪縛と現代的危機 (ホロコーストノジュバクトゲンダイテキキキ)

歴史・地理
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四六判
248ページ
定価 3,600円+税
ISBN
978-4-8158-1189-1   COPY
ISBN 13
9784815811891   COPY
ISBN 10h
4-8158-1189-X   COPY
ISBN 10
481581189X   COPY
出版者記号
8158   COPY
Cコード
C0022  
0:一般 0:単行本 22:外国歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年3月20日
書店発売日
登録日
2025年1月10日
最終更新日
2025年3月31日
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紹介

「戦争を生みだす磁場」を捉える――。ウクライナ、パレスチナ……相次いで現前化した激烈な武力紛争をつなぐものは何か。「記憶の政治」の過熱と、それをもたらす国際的構図を見据え、我々の認識を拘束するものを剔抉。現代の「ジェノサイド」をめぐる歴史と政治を鋭く論じた洞察の書。

目次

序 章 現前化した戦争と「記憶の政治」
         *
第1章 「歴史」の書かれ方と「記憶」のされ方
      ―― 人々はなぜ過去をめぐって諍いを起こすのか
         *
第2章 ロシア・ウクライナ戦争とプーチンの記憶政治
      ―― 記憶の戦争から軍事侵攻への飛躍

第3章 「ウクライナ史」とはなにか
      ―― 国民史の構築と記憶の衝突
         *
第4章 「ジェノサイド」の想起と忘却
      ―― ヴェステルプラッテとヴェトナムからの眺望

補論1 ジェノサイドと人道に対する罪
      ―― 『ニュルンベルク合流』を読む
         *
第5章 アウシュヴィツを中東欧の大地に連れ戻す
      ―― ティモシー・スナイダーと『ブラッドランヅ』

第6章 ホロコーストをたどる「旅」
      ――『同胞』を読む
         *
第7章 「歴史家論争2・0」と「過去の克服」の行方
      ―― 反「反ユダヤ主義」の緊縛とドイツ的「記憶文化」の転落

補論2 ホロコーストとナクバを貫く話法
      ―― バシール・バシールとアモス・ゴールドベルクたちの挑戦
         *
第8章 ナチ犯罪とヴェトナムとパレスチナを接続する
      ―― バートランド・ラッセル法廷の継承
         *
終 章 「戦争を生み出す磁場」と「記憶の連帯」

 あとがき
 索 引

上記内容は本書刊行時のものです。