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「記憶」の変容
『ニーベルンゲンの歌』および『哀歌』に見る口承文芸と書記文芸の交差
発行:多賀
縦220mm
294ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2015年2月
- 登録日
- 2016年9月7日
- 最終更新日
- 2016年9月7日
目次
1 『ニーベルンゲンの歌』-「記憶」の継承(『ニーベルンゲンの歌』の口承性
『ニーベルンゲンの歌』の重層構造
英雄的世界と宮廷的世界の相克)
2 写本伝承段階における『ニーベルンゲンの歌』と『哀歌』の受容(『ニーベルンゲンの歌』と『哀歌』の非連続性
写本Bの『ニーベルンゲンの歌』から『哀歌』への移行部
写本Cの『ニーベルンゲンの歌』から『哀歌』への移行部
写本Aの『ニーベルンゲンの歌』から『哀歌』への移行部
初期主要三写本の移行部の構成と『ニーベルンゲンの歌』と『哀歌』による複合体)
3 『哀歌』-「記憶」の発生と対象化(『ニーベルンゲンの歌』の総括と注釈としての『哀歌』
「嘆き」-死者との決別と記憶の発生
過去の克服-『哀歌』の語る「その後何が起こったか」
書記と口承の融合-『哀歌』にみる歴史伝承観)
4 『ニーベルンゲンの歌』および『哀歌』に見る口承文芸と書記文芸の交差
上記内容は本書刊行時のものです。