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臨床栄養活動論
発行:同文書院
縦260mm
311ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2004年5月
- 登録日
- 2017年3月26日
- 最終更新日
- 2017年3月26日
紹介
栄養ケア・マネジメント(Nutrition Care and Management:NCM)の充実が、生活習慣病の重症化および要介護状態の予防を介してヘルスケア・サービスの質の向上と効率化に大きく寄与することは、国際的に認識されている。NCMは、平成7年度から4年間にわたる当時の厚生省老人保健事業推進等補助金研究によって概念規定され、その構造要素と手順が作成された。その後、NCMは管理栄養士養成の新カリキュラムの中に取り入れられ、特に、臨床栄養学においてその基礎的知識と技術が学習されるようになった。しかし、机上での基礎的、概念的な学習に留まらず、病院、介護保険施設あるいは地域におけるNCMの実際のシステムや管理栄養士によるNCM実践活動を理解することは重要であるという観点から、本書は作成された。そのため、症例に関するNCMは、臨床栄養師の草分け的な先駆者である足立香代子が中心になって編集・執筆し、未だ臨床現場を知らない学生でも理解できるように詳細な解説を行った。
目次
第1編 栄養ケア・マネジメントの展開(栄養ケア・マネジメントの理念とシステム
栄養ケア・マネジメントにおける管理栄養士業務
栄養ケア・マネジメントのためのコミュニケーションとコーディネーション ほか)
第2編 症例の栄養ケア・マネジメント(外来での栄養ケア・マネジメント
要介護高齢者の栄養ケア・マネジメン)
第3編 施設別栄養ケア・マネジメント(一般病院の栄養ケア・マネジメントシステム
療養型病床群の栄養ケア・マネジメント
介護老人保健施設の栄養ケア・マネジメントシステム ほか)
上記内容は本書刊行時のものです。