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ベネルクス3国縦断 蒸機が走る保存鉄道を求めて 田中貞夫(著) - フォト・パブリッシング
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ベネルクス3国縦断 蒸機が走る保存鉄道を求めて (ベネルクスサンゴクジュウダン ジョウキガハシルホゾンテツドウヲモトメテ)

趣味・実用
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A5判
縦210mm 横148mm 厚さ12mm
重さ 455g
304ページ
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-8021-3515-3   COPY
ISBN 13
9784802135153   COPY
ISBN 10h
4-8021-3515-7   COPY
ISBN 10
4802135157   COPY
出版者記号
8021   COPY
Cコード
C0026  
0:一般 0:単行本 26:旅行
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年3月15日
書店発売日
登録日
2025年2月14日
最終更新日
2025年3月17日
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紹介

旅のタイトルは「ベネルクス3国の蒸機が走る保存鉄道を求めて」 保存鉄道を愛する熟年男の旅は、ベネルクス3国(オランダ・ベルギー・ルクセンブルク)を縦断し、ドイツ/モーゼル川沿いの葡萄畑に囲まれたモーゼルワインの産地で中世の香 りが残るベルンカステル・クースの町が最終目的地となる。本書は、仕事一筋に高度成長時代を生き抜いた定年退職組へのアドバイスとして、趣味を生かしたこれからの大切な10年について、生き方の提案本として見て頂きたい。
あるとき、ドイツの川沿いを走る 自転車道でのこと、遠くから蒸機の汽笛が聞こえ、微かに黒い煙が見える。 自転車のペダルをフル回転し近づくと、ノスタルジックな蒸機がレトロな客車を牽引し通り過ぎる。乗客は皆笑顔で見知らぬ人同士でも友達かのようにお互いに手を振り合うのだ。この光景が保存鉄道に嵌まる第一歩となる。いつの間にかドイツ保存鉄道に夢中となり、蒸機の追いかけをしていた。ふと気付いたことは、国境を接するお隣のベネルクス3国は小国ながら、独自の歴史や文化を持ち、異文化が交差し、芸術やスポーツ分野、食文化に奥深く、またブリュッセルやルクセンブルク市は EU の政治的な中心都市でもあるということだった。そんな響きの良いベネルクスには、どんな保存鉄道が運行しているのだろうか。
オランダからベルギーを経由してルクセンブルクへとベネルクス三国を縦断、新たにロ マンティックな旅を求めて保存鉄道の追いかけを開始した。 オランダとベルギーではノス タルジックな蒸機やディーゼル機関車、レールバス等が運行されている保存鉄道、レトロ な路面電車を求めてトラム博物館、ルクセンブルクでは鉱山鉄道にも訪れる機会があった。保存鉄道は7月と8月のサマーシーズンには週末だけの特別運行に加えて平日に も運行される鉄道があるので、効率よく訪れることが可能だ。あちらに行ったりこちらに来たりと弾丸旅となりそうだが。おまけはドイツ/フランクフルトから出発しデュッセルドルフを経由して左回りにベネルクス3国を縦断した後、ドイツ/モーゼル川沿いのワイン畑に囲まれた町ベルンカステル・クースを訪れた際には、モーゼル川自転車道と廃線自転車道 もポタリング。 最後はフランクフルトに戻るという周遊旅プランとした。保存鉄道を追いかけた一人旅の足跡を振り返ってみよう

目次

第一章 旅のプレゼンテーション
第二章 第二章 ベネルクス三国保存鉄道 “蒸機が走る保存鉄道を求めて” オランダ 編 1.アムステルダムのトラム 2.アムステルダム路面電車博物館 国内や欧州各地のトラムを収集、かつてのハーレマーメーア鉄道路線 3.ライデン・カトウェイク蒸気列車 ファルケン湖の周囲に狭軌鉄道を保存、博物館から湖周回の路線を走る  4.ユトレヒト鉄道博物館 (第6弾“60歳からの熟年男旅”に紹介)  5.ホールン-メーデムブリック保存蒸機鉄道 蒸機と船旅 (チューリップ畑と蒸気機関車の共演は第5弾“蒸気機関車3”に紹介) 6.スタッズカナール保存鉄道 フェーンダム~ムッセルカナール間の25km、ドイツ52型蒸機が登場 7.ハークスベルヘン地方鉄道博物館 ドイツ国境に接するハークスベルヘンから約10㎞を蒸機が運行 8.アペルドールン・フェリュヴェ蒸気列車協会 オランダの東、デホーヘフェルウェ国立公園の近くアペルドールンが始発駅 9.デン・ハーグ(Den Haag)からトラムでお隣のデルフト(Delft)  10.ロッテルダム 路面電車博物館とシティ「ツアートラム」 旧港街歩き、デルフスハーフェン(Delfshaven)へ  11.アウウドルプRTM財団(Stichting RTM Ouddorp) オランダに唯一残る狭軌路線(軌間:1067㎜)を走る(旧ロッテルダム鉄道) 12.蒸機列車 フス-ボルセレ フス(Goes)からバールラント(Baarland )へ蒸機とレールバス運行 13.南リンブルフ蒸機列車会社 (第5弾“蒸気機関車3”に紹介) ベルギー 編 14.デンデルモンデ=プールズ蒸気鉄道 デンデルモンデ(Dendermonde)~プールズ(Puurs)間の保存鉄道 15.マルデヘム=エークロー蒸気列車 マルデヘム蒸気センター博物館からエークロー(Eeklo)間を走る保存鉄道 16.ブリュッセルトレインワールド(鉄道博物館Train World)  17.ブリュッセルトラム博物館とトラムを活用したポテトチップス店 18.ロブ・チュワン保存鉄道(ASVi) 以前シャルルロワの市街地からチュワン迄を結んでいたトラム路線 19.ボック川鉄道(Le Chemin de Fer du Bocq) ボック川沿いのシネイ(Ciney)~イヴォワール(Yvoir)間を走る保存鉄道 20.マリアンブールの三つ谷蒸気鉄道 マリアンブール(Mariembourg)からフランスとの国境駅トレーニュ(Treignes)へ 21.アン鍾乳洞トラム (Tram des grottes de Han) 鍾乳洞へ観光客をトロッコ客車に乗せ牽引するディーゼルトラム  22.エーヌ観光路面トラム アルデンヌの森を走るメータゲージディーゼルトラムの生き残り ルクセンブルク 編 23.トラン1900 (Train1900 ) 蒸機とレールバスが運行する保存鉄道はフォン・ド・グラ鉱山鉄道に接続 24.フォン・ド・グラ鉱山鉄道(Minièresbunn) 鉱山トロッコは坑道のトンネルを出るとそこはフランス、ドラマのワンシーン
第三章 ドイツ/モーゼル川流域 葡萄畑に囲まれた小さな町 ベルンカステル・クース(Bernkastel-Kues) トラーベン・トラバッハ(Traben-Trarbach) マーレ・モーゼル自転車道(Maare-Mosel-Radweg)
第四章 ドイツ/マイン川沿いの保存鉄道と自転車道の足跡 1.ヘキスト(Höchst) ここがフランクフルトか、トラムが走る街 2.フランクフルト(Frankfurt)~シュタインハイム(Steinheim)  3.シュタインハイム~ゼーリゲンシュタット(Seligenstadt)  4.ゼーリゲンシュタット~アシャッフェンブルク(Aschaffenburg)  5.クリンゲンベルク・アム・マイン(Klingenberg am Main) 6.ミルテンベルク(Miltenberg)~ヴェルトハイム(Wertheim) 7.ヴェルトハイム~カールスシュタット(Karlstadt) 8.カールスシュタット~ゾンマーハウゼン(Sommerhausen)  9.ゾンマーハウゼン~フォルカッハ(Volkach) 赤いレールバスが走るフォルカッハマイン湾曲鉄道(Volkacher Mainschleifenbahn)

上記内容は本書刊行時のものです。