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星なき王冠(クラウン) ジェームズ・ロリンズ(著) - 竹書房
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星なき王冠(クラウン) (ホシナキクラウン) 巻次:上

文庫
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発行:竹書房
文庫判
縦148mm 横105mm 厚さ23mm
重さ 305g
536ページ
定価 1,200 円+税   1,320 円(税込)
ISBN
978-4-8019-3868-7   COPY
ISBN 13
9784801938687   COPY
ISBN 10h
4-8019-3868-X   COPY
ISBN 10
480193868X   COPY
出版者記号
8019   COPY
Cコード
C0197  
0:一般 1:文庫 97:外国文学小説
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2024年2月12日
書店発売日
登録日
2023年12月8日
最終更新日
2024年1月12日
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紹介

灼熱の世界と氷の世界――
人が住めるのはその2つの世界の境界線のみ。
破滅の迫る中、世界を救うための危険な旅が始まる――。

構想十年――〈シグマフォース〉のジェームズ・ロリンズによる大型ファンタジー・シリーズ、遂に日本上陸!

自転が止まった惑星〈アース〉――片側は灼熱の世界、もう片側は暗闇に閉ざされた氷の世界。
生命を維持できる環境はその2つの世界の境界線――星を帯状に取り巻く「クラウン(王冠)」と呼ばれる細長い地域のみ。
そんなクラウンに暮らす盲目の少女が、月が落下して世界が滅ぶ夢を見る。
しかし、戦争の足音が忍び寄りつつある世界では、誰も破滅の前兆の話など聞きたいとは思わない。
彼女の予言が現実のものになるのか――より重要なのは、どうすれば破滅を阻止できるのか……
それを突き止めるのは彼女とその仲間たちの手に委ねられる。

◉著者――ジェームズ・ロリンズからのメッセージ

「構想に10年、執筆に数年、そして読者の皆さんに長らく辛抱していただいた末に、本書をようやく出版できた。
 この壮大な物語を誇りに思うとともに、それが皆さんの手元に届くと考えると胸が高鳴る。
 このシリーズの誕生に関して、科学スリラーの作者がどんな経緯で叙事詩的なファンタジーの執筆に手を出したのかを説明しておこう。
 この物語は私のルーツへの回帰に当たる。
 創作活動を始めてまだ間もない頃、私はジェームズ・ロリンズとしてスリラーを書く一方で、ジェームズ・クレメンスの名前でファンタジー作品も書いていた。
 『星なき王冠』はこの2つの人格を融合させたもので、ジャンルにまたがる「科学ファンタジー」とでも呼ぶべき作品だ。
 さあ、『星なき王冠』にようこそ。私と一緒に皆さんも新しい世界への第一歩を踏み出してくれることを願う。」


〈あらすじ〉
自転が止まった惑星〈アース〉では、常に太陽の光を浴びる灼熱の世界と永遠の夜が続く氷の世界に二分され、人間はアースを環状に取り巻くその狭間の「クラウン」という地域で暮らしている。ハレンディ王国のブレイク修道院学校で学ぶ盲目の少女ニックスは、ある事件をきっかけに目が見えるようになり、同時に不思議な力を手にする。その力が彼女に見せたのは「ムーンフォール」――月の落下によるアースの破滅という未来。隣国との戦争を控えた王国では、ニックスの予言を巡って国王や側近の思惑がうごめき、軍を派遣して彼女を宮殿に連れてくることに決まる。そんなある日、ニックスは修道院学校に迫る危機を予知する。自らの新たな能力に戸惑いつつ、ニックスは学校と町を脅威から救おうと試みる。

著者プロフィール

ジェームズ・ロリンズ  (ジェームズ ロリンズ)  (

1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。以後、『ナチの亡霊』『ウイルスの暗躍』などを経て、2023年にアメリカで刊行された最新作 “Tides of Fire” に至るまで、シリーズは十六作(『ウバールの悪魔』も含めると十七作)を数える。本作は新たに立ち上げたファンタジー系の「ムーンフォール・シリーズ」の第一作で、アメリカではすでに二作目の “The Cradle of Ice”も刊行されている。ほかに「シグマフォース・シリーズ」から派生した、元兵士のタッカー・ウェインと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グランド・ブラックウッドとの共著)として『黙示録の種子』と『チューリングの遺産』を、少年少女向けの冒険シリーズとして『ジェイク・ランサムとどくろ王の影』を執筆している。

上記内容は本書刊行時のものです。