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出版者情報
文庫 図書館の興亡
単行本版
古代アレクサンドリアから現代まで
発行:草思社
文庫判
360ページ
定価
1,200円+税
- 初版年月日
- 2021年4月8日
- 書店発売日
- 2021年4月5日
- 登録日
- 2021年3月12日
- 最終更新日
- 2021年3月23日
紹介
中世大学図書館や王室文庫、イスラーム世界の「知恵の館」や
ユダヤ人の書物の墓場「ゲニーザ」など、
多彩な図書館を紹介しながら波瀾の歴史をたどる。
時に愚かしく、時に感動的な、人と書物の物語。
古代アレクサンドリア図書館の書物の焼失、
ヴェズヴィオ山の噴火による「パピルスの館」の埋没、
二度の世界大戦中、中世以降の貴重な宗教関連書のあった
ベルギーのルーヴェン大学が受けた惨禍など、
かけがえのない知的遺産の喪失は、失われたものへの好奇心をいっそうかきたて、
残された資料を探し集めて、さらなる書物を書こうと人々を奮起させる。
“書かれた言葉”にはやはり、時空を超えた人の声がひそんでいると
改めて実感せざるをえない。(訳者あとがきより)
──時代の波に翻弄され続けた図書館の歴史を知られざるエピソード満載で綴る。
上記内容は本書刊行時のものです。