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ラテンアメリカ世界のことばと文化
- 初版年月日
- 2009年7月
- 登録日
- 2016年10月17日
- 最終更新日
- 2016年10月17日
紹介
同質性と多様性を有するラテンアメリカ・カリブ地域の言語・文化世界の現状を描く。ラテンアメリカ世界のダイナミックな歴史・文化を紹介。
目次
1 ラテンアメリカ世界への誘い(ラテンアメリカ世界への誘い
ラテンアメリカにおけるスペイン語の普及-なぜスペイン語がラテンアメリカで話されるようになったのか
ブラジル社会の多様性とその承認)
2 ラテンアメリカの芸術と文化(ガルシア=マルケスの詩
図像から見えるメキシコ
ラテンアメリカ音楽の「国際性」をめぐって
ノスタルジーとしてのグァラーニア)
3 ラテンアメリカの先住民言語文化と国民国家(ラテンアメリカの先住民言語-生き残りをかけて
19世紀のメキシコにおけるヤキ族の反乱
「メスティサ」へのまなざし-1920年代のメキシコ
ペルーの多言語・多文化世界-「あれかこれか」の選択を超えて
エクアドルの言語政策と二言語教育の実践
チリにおけるフロンティアの拡大と先住民-均質社会の形成と文化的多元性のはざまで)
4 ラテンアメリカ・カリブ諸国における言語文化の多様性(カリブ海のフランス語圏クレオール文化
パトワとエスニック言語の交錯-ジャマイカのクレオール語にみる歴史性と非英語的特徴
「未来の大国」=ブラジルのことば=ポルトガル語は「未来のことば」か?
アルゼンチン:「コマンダボー」の世界)
5 越境するラテンアメリカ世界(日本で紹介されているラテンアメリカ文化-コミュニティから生まれつつある新しい文化とは
米国におけるメキシコ系住民の言語文化と公教育-スペイン語と英語によるバイリンガル教育を中心に
外部要因により表舞台に出たカスティジャとその言葉
おいしさは世界の共通語-トウモロコシから眺めたグアテマラ)
上記内容は本書刊行時のものです。