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"It"と呼ばれた子 : 幼年期
発行:ソニー・マガジンズ
縦15mm
273ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2002年9月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2010-07-04 | 東京新聞/中日新聞 |
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紹介
「なぜ、ぼくだけがこんな目に?」-母親に名前さえ呼んでもらえない。"That Boy(あの子)"から、ついには"It(それ)"と呼ばれるようになる。食べ物も与えられず、奴隷のように働かされる。身の回りの世話はおろか、暴力をふるわれ、命の危険にさらされ、かばってくれた父親も姿を消してしまう-児童虐待の体験者がその記憶をたどることは、きわめて苦痛と困難をともなうものだ。本書は、米国カリフォルニア州史上最悪といわれた虐待を生き抜いた著者が、幼児期のトラウマを乗り越えて自らつづった、貴重な真実の記録である。
目次
プロローグ 救い出された日
第1章 幸せだったころ
第2章 ぼくは悪い子?
第3章 何か食べたい
第4章 ナイフ
第5章 父さんが帰らない
第6章 祈り
エピローグ ロシア川のほとりで
上記内容は本書刊行時のものです。